晴れのち晴れ
春らしく霞んでる日ですが
今日も九州道を西に向かって走っています。
ソロで走っていますが
前回の佐世保ツーリングと同じく
金立SAに寄って朝ごはんを食べましょう。
スタバでサンドイッチと
コーヒーの朝食を食べて
長崎多良見ICまでワープ
今日の目的地は長崎県の島原半島ですが
諫早市内の通勤ラッシュを避けて
一個先のインターで降りたけど
予想に反してしっかり渋滞していました。
なんとか渋滞をくぐり抜けて
R251から橘湾を望むジャガイモ畑まで
やってきました。
普通なら島原へ行くため
R251をひたすら行くものですが
寄り道が大好きなので
ナビに番号の無い比較的広そうな
道を見つけて入ってみるとこんな所に出ました。
美味しいジャガイモを育てる
赤土の段々畑の中を走る
飯盛南部広域農道です。
距離は短いけど
こんな空が広いところを走れます。
まぁ、はっきり言って
まったく近道どころか遠道ですケロね。
土の香りがする
広域農道からR251へ戻って
愛野展望台の交差点から
去年は口蹄疫で入れなかった「牧場の里あづま」へ
行ってみたよ。
万里の長城はしっかり
健在でした。
長城の先には普賢岳が見えるけど
やっぱり霞んでいます。
一度端っこまで歩いたので
先へは行きませんが
今日は牧場らしく万里の長城の横には
牛がいっぱいいました。
しかも
どの牛も僕をガン見します。
お城の上からじゃなかったら
怖いかも。
とりあえず霞んで眺望はあまり良くなかったので
さっさと愛野まで下ります。
そしてR251へ出て
そのまま素直に走ってれば
すぐに雲仙小浜なんだけど
また路地に入りたがるカワセミ号なのであります。
これ、抜けれるの?って
道から肥前Feさんに案内されてから
お気に入りになっていた
旧小浜温泉鉄道の跡(k201)を走るよ。
廃線だけど温泉鉄道ってネーミングが
ほのぼのしてて良いよね。
ポッポ~~!!
廃線になったトンネルへ入りま~す!
山の斜面を走っていた鉄道なので
クネクネでトンネルの中も曲がっています。
このトンネルですが
石積みで切り出す石の大きさを変えて
作られていてかなり萌えるトンネルです。
やはり美しい物を見ると
立ち止まって見るのですが
トンネルが狭いので
車が入ってきた音を聞いたら
出口に向かってダッシュして非難しないといけないのだ。
んじゃ、続きを行くよ
ポッポ~~!!
駅の跡は
観光用に看板が立っていますが
やはり見所はトンネルや
当時のまま残された切り通しだ
車だと離合場所を気にしながら走らないといけないけど
バイクなのでスイスイと走って
好きなところで停まれるのが良いのです。
しばらく温泉鉄道跡を走ってると
段々と終盤に近付いて来ました。
小浜温泉に入る前の最後の
集落です。
富津漁港を見ながら
正規ルートのR251へ合流して
そのままR251で島原半島を回ろうかと思ったけど
小浜温泉周辺は車が多かったので
少し雲仙側へ登ってグリーンロードでワープしました。
グリーンロードは気持ちが良いので
そのまま走り続けたくなりますが
海岸線を走りたいので途中のジャガイモ畑がいっぱいの
k30からR251へ戻ります。
再び海岸線に出たカワセミ号と僕ですが
またカワセミ号が曲がりたがっています。
半島の東側にニキビのように飛び出てる
国崎半島へ
その半島に何があるの?
知らな~~い!
漁港で行き止まりになったよ。
行き止まりの所には
漁港らしく
恵比寿様が祀られていました。
バイクはココまでですが
歩道が先まで続いてるので
歩いてみよう。
しかしこの歩道は
外海側へ出た途端に
ボロボロに壊れていました。
この半島は安山岩の地層が観察出来るようで
案内板があったけど九州の真反対にある
同じ読み名の国東半島の岩と一緒でした。
ただ、よく見るとこんな岩もあって
面白い
蜂の巣みただよ。
溶岩が固まる時に
何かが起こったんでしょう。
(それ以上の推理は僕の知恵では無理)
指を写しているのは
大きさが判るようにじゃなくて・・・
捕まえた!
間違ってフナムシを捕まえなくて
良かった。
当然、食べるわけもなく
ただ、子ガニに恐怖を味あわせただけで
逃がしてあげます。
国崎半島を出て
やっとまともに半島の外周を走ります。
おそらく島原半島で
一番海がよく見える道路だと思います。
実はいっつも山の中腹を通る
雲仙グリーンロードばかりを走っていたので
島原半島のこのエリアは
走った事が無いのだ。
幾つも洞門をくぐってると
見えた!
会いたかったよ。
「はじめまして!」
両子岩ですが
マイナリストの中では「おじさん岩」と呼ばれている
人の横顔に見える岩だよ。
ちょうど釣り人がいるので
大きさがわかりやすいね。
波が当たって首の部分が細くなって
こんな形になったのでしょうが
何時かはポッキリ・・・・・(汗)
おじさん、長生きしてネ
おじさんに別れを告げて
コンビニで水分を補給したついでに
目の前にあった前浜海水浴場で
プチビーチコーミングしましょう。
ビーチコーミングといっても
ワカメみたいな海藻ばかりでした。
チヌの死骸があったけど
すこしおぞましい状態だったので
さすがのドSな僕も写せませんでした。
まぁ、基本的に気持ち悪いのを探すのが
楽しいビーチコーミングなのですが
もちろん足元に咲く可憐な野草にも
目を向けますよ。
「ハマボウフウ(浜防風)」
人工的にデザインされたような
花ですがこんな過酷な場所に咲いてるのと
生命力に感動する僕なのであります。
(これでちょっぴり好感度UPか?)
蕾か実かわかんないけど
花の状態によっては
こんなナウシカの
ふかいの植物的な姿になるようです ↓
フワフワの綿毛で
乾燥から守ってるのかな?
そんなハマボウフウを見て回っていると
穴が・・・
誰か住んでるの?
ネズミかな?
(浜辺なんでヘビって事はないよね?)
きっとプレーリードックの小さい奴だと
勝手に可愛い奴がいるって事にして
少し波打ち際から離れると
今度はハマヒルガオの群生がありました。
暑くなったけど
元気な野草を見て
ツーリングの続き
ビチコーで遊んだ
前浜海水浴場から
少し南下すると今日の目的地でもある
島原半島の最南端に飛び出た口之津です。
天草に渡るフェリーに乗るために
口之津へは何度か来ていますが
先っちょ側へ行くのは初めてだ。
まずは赤い橋があったので
渡ってみると旧税関跡がありました。
明治32年に建てられた洋館で
現在は資料館になってるようですね。
ツーリングの先の予定が組めないので
今回は場所だけ確認して
先っちょを目指そう!
この島原半島の先っちょの目的地は
先っちょって事で読まれてると思うけど
灯台を見にやって来たのだ。
明治に建てられた口之津灯台なんだけど
とにかく先っちょへ行けばあるだろうと
ナビにもインプットせずに来る
いい加減な廃墟ハンターなのであります。
とりあえずナビを見て
先っちょへ向かう道を探すけど
コレか?
この先っちょも島原半島らしく
ジャガイモ畑の独特な風景が広がっています。
んじゃ、行ってみよう!
細いジャガイモ畑の中の道を進むと
前方に海が見えて来ました。
ナビを見ても半島の最南端に
自車マークがいますよ。
道が無くなると思ったら
道に先はこんな景色でした ↓
アレ?
口之津灯台と随分イメージが違うけど
間違ったのか?
先っちょなので灯台はあるけど・・・
簡単に見つかると思ってたけど
仕方ないので携帯で検索すると
この灯台は「瀬詰崎灯台」と言うらしい。
昭和41年製の近代の灯台ですが
剥き出しの赤茶けた岩場と海の
コントラストがいい感じだよ。
この灯台の向こう側は熊本県の天草で
海峡にはイルカが泳いでいます。
間違ったけど
いい風景だったと得した気分になったポジティブな廃墟ハンターは
ついでに半島の最南端周辺も探検してみました。
すると鹿児島県で見たような
アコウの樹の群生があったよ。
北限に近いと思うけど
樹の大きさは南国の本場のアコウと比べても
まったく見劣りしない立派さです。
何かが宿ってるような気がするよ。
(ヘビが混じってても気付かんな)
じゃ、瀬詰崎灯台を検索した時に
しっかり口之津灯台の場所をインプットしたので
今度は間違えずに灯台へ向かいました。
やっぱりここもジャガイモ畑だね。
一番先っちょにあるとばかり思っていたけど
少し東の口之津港が見える側に立っていたようだ。
明治13年(1880年)に建てられた
背の低い可愛い灯台の口之津灯台
灯台って遠くま光を届けるため
高いって言うのが当たり前なんで
こんな背の低い灯台を見るとついカワイイと思っちゃう。
2頭身のキャラが可愛く見える法則が
灯台でも通用するようだ。
んじゃ、無事に灯台に出会えたので
何時もの儀式を・・・
イエイッ!
ハァ~~~
無事に目的を果たすと
お腹が空きませんか?
口之津の半島から出て
国道沿いのお店に飛び込みで入って見ました。
「うまか処 あやめ」
普通の食堂でしたが
長崎らしくトルコライスがあったので
注文してみた。
上に乗ってるのはトンカツですが
見た目はトルコライスですねぇ~。
美味しかったです。
何が美味しい?って聞かれると
トルコライスかと思って食べた
ライスがどう見てもチャーハンなのでした。
べつにチャーハンでも良いのですが
そのチャーハンがメチャ美味かったのであります。
美味しい昼食を食べて
後は適当に島原半島の中を
グルグル走ってみようかな?
まずは広域農道から
諏訪池でグァ~グァ~倶楽部
ピンクのスワンがいました。
減水してあまり綺麗じゃなかったので
R389で雲仙へ向かいます。
一気の標高が上がって
涼しくなります。
温泉地で有名な雲仙温泉郷へ入って
ちょっと何時もと違うところを見てみようと
適当な交差点で曲がって見ると
凄い色の池が・・・
鴛鴦ノ池(別所ダム)と言って
こんなに緑な池は初めて見たよ。
普通にアオコが発生した色じゃなくて
温泉の成分か何かが影響してるのかな?
池の堰堤の前でUターンして
温泉街を抜けて仁田峠を通って
普賢岳の近くへ行って見ました。
大火砕流を起こした火山も
かなり緑が復活しています。
もしかしたらミヤマキリシマが綺麗かもしれないと
思って登って来たけどまだ3分咲きくらいだったので
さっさと峠を下るのであります。
R389から国見方面へ
このR389は途中から曲がっちゃうのですが
気持ちがいいので
そのまま国見には行かずに
R389を辿って見ることにします。
来るときも帰る時も近道じゃないので
滅多に通らないルートだ。
バイクでは走った記憶がないけど
これまた気持ちが良いじゃないですか!
そのままR389を気持ちよく走っていたら
山の風景から下界の風景へと
変わりましたがここで
お城を見つけました。
近くに島原の乱を起こした島原城があるけど
そのお城じゃないよ。
ドラクエか?
何ですか?
中世のヨーロッパのお城がなんでこんな所に?
百花台公園の中にあるのだけど
これって展望台かな?
円柱の塔へ入ってみると
中はそれはもう無駄な空間が広がっていました。
支える柱と階段しかねぇよ。
塔の上へ行くとやっぱり展望台みたいだね。
建物の様式は別にして
とにかく景色は良かったのであります。
広大な園内のバックには雲仙普賢岳が見えていて
建物のインパクトに負けない風景です。
しかし初っ端に寄った
万里の長城などもあったし
長崎県の展望台って普通のじゃイヤなんだろうね(笑)
中に売店があるわけでもないし
展望台としてしか利用する意味を感じないけど
展望台だけでこの外観はここまでやるか?ってくらい
徹底してて気持ちがいい。
石積み風の外観もナンチャッテだけど
ここでも儀式をやっておきましょう。
上にお姫様でもいたらいいのにな。
公園で遊んだ後は
そろそろ帰るよ。
雲仙グリーンロードを通って
島原半島から出ます。
諫早湾干拓堤防の堤防道路を通って
R207で有明海沿いを帰ろうと思います。
有明海の対岸に霞んだ普賢岳を見ながら
干潮を迎えつつある有明海を見ながら走る。
ちょっとだけ干潟を覗くと
ムツゴロウがいっぱいいました。
コンデジなので寄れないけど
ヒレを立てて求愛してたよ。
あっ、そうだ
このR207なんだけど
この道沿いってこんなバス停があるんだよ。
前にも紹介したことがあるけど
このリアルな果物のバス停を見ると
ムショウにかぶりたくなるのは僕だけ?
他には・・・
メロンや柿やみかんなど
いろいろあるけど
かぶるならイチゴが良いよね。
んじゃ、久々に登場しますか?
いちごレンジャー
「いちごレンジャー集合!」
正義の味方いちごレンジャーです。
困ってる人いませんか?
行きますよ
バスに乗って・・・
お代はお気持ちだけで結構です。
ただ、交通費は出してね。
(1人ですが5人分)
そんな被り物のバス停を見ながら
北上しています。
有明海沿いのルートも中盤を過ぎた頃に
海床路らしきものを見つけたので
またまた寄り道を・・・
距離は長くないけど
道が広いので安心して入って行けそうです。
落ちたらカワセミ号と一緒に
干潟に沈没しちゃうのでしょうが
道が広いので落ちたら死ぬゲームにはなりそうにないぞ。
潮が引いていたので
海床路の行き止まりまで行けました。
カワセミ号のエンジンを止めると
プチプチとカニか何かの生物的な音が辺り一面から
聞こえてくるよ。
海床路に入る前に買っておいた
缶コーシーを飲んで休憩。
休憩後は再び有明海沿いを行く予定でしたが
コーシーを見ながら地図を見てると
少し山手に入ったところにまた数字の無い
僕の好きそうな道があるようなので
走ってみました。
地図では途中までしか出来て無いみたいでしたが
開通してたよ。
しかも思いのほか超快適道路です。
「多良岳みかんロード」だっけ?
間違ってるかもしれないけど
そんな名前の道でした。
※たいがさんより「多良岳オレンジ海道」だと言う情報をいただきました。 ←多良岳しか合っとらんやん
序盤は雲仙グリーンロードとそっくりですが
終盤はみかん畑の中を走る気持ちのいい道だ。
しばらく走ると建設中となり
国道へ戻りますが
思ったより先までワープでいたようで
鹿島市のバイパスまで来ていました。
後は武雄北方ICから高速で帰るだけだったけど
途中の麦畑の中で遊んで帰りました。
麦秋がとっても綺麗で
麦畑に家がポツポツと浮いてるようで
大好きな光景です。
麦の穂を揺らす風と
一緒に走って今日のツーリングは
おしまい!
一緒に風になってくれてありがとう。
xml_xsl
2011年05月22日 00:57
こんばんは、=(^。^)=
ワク!~*、ワク!~*、期待がふくらむ、
砂浜の住民、(゜∇゜)
“ハマボウフウ”、強い生命力と儚さを漂わす対比に、
引きつけられます!、(^。^)/
2011年05月22日 00:57
こんばんは、=(^。^)=
ワク!~*、ワク!~*、期待がふくらむ、
砂浜の住民、(゜∇゜)
“ハマボウフウ”、強い生命力と儚さを漂わす対比に、
引きつけられます!、(^。^)/