暖かいと思って

革ジャンもブーツも綺麗にミンクオイルを塗って

なおしたのに朝起きたら



さぶぅーーっ!!


2 霧中の通勤.JPG




なのでまた革ジャンを引っ張り出して

お出かけ中の響です。






朝霧で煙る日田の街を抜けて

ファームロード経由で大山へ


3 スカっと大山.JPG



大山町からR212へ出るのが一般ですが

ひねくれているので

裏道を走っています。


5 ついカワセミを探してしまう.JPG



裏道を走ると川沿いを走れるので好きなんです。


カワセミやヤマセミ様を探していまいますが

この大山川は

いかにもヤマセミ様やカワセミが留まってそうな石が多過ぎて

走りながら見つけるのは余所見が多過ぎになって危険です。


6 大山通過中.JPG



やがて裏道は正規のR212と合流して

南下続行!





さぁ、今日のツーリングですが

大分県のいよいよ宮崎県との県境にある宇目町まで

石橋巡りをしながらツーリングしたいと思います。




と言うことで何時ものファームロードは走らずに

R212で松原ダムの横を走っていますが

雨不足でダムがカラカラです

8 水、大丈夫?.JPG



発電所の跡も姿を出していて

雨は嫌いだけど

ちょっとは降ってくれないと困るぞ。





7 松原ダムの道.JPG



スッカラカンの松原ダムの上流を目指して走って

本日最初の寄り道~~!!






杖立温泉の名物


1 数えてみ.JPG



ウジャウジャの鯉のぼり





始まりは家庭からの

おさがりの鯉のぼりを泳がしていた元祖的な場所で

その後もどんどん数が増えて

有名なスポットになっちゃったところです。



でも、今はどこの観光地でもやってるので

おさがりの鯉のぼりが手に入らずに

スポンサー名の入った専用の鯉が泳いでいます。

2 スポンサー名さえ無ければ最高.JPG


でも規格がそろった鯉のぼりの群れも

これもまた見応えがあるよ。





それでは休憩も終わったし

R212から小国を抜けて

R442で瀬の本高原も越えて久住山の見える

僕の好きな道へ



13 久住に雲がひっかかってうす曇です.JPG



広域農道を途中下車しないと走れない道なので

あまり利用することはないけど

草原の中のクネクネ道が

最高なのだ。


14 バイクで走ってください.JPG


あの無駄にクネクネしてるところが

たまんない!






後ろに見える久住山には

まだ雪が残っています。


3 久住山の下.JPG



野焼き後にうっすらと緑になった草原を見ると

走りたくなりませんか?






どうです?

御一緒に・・・・


15 さぁ、みなさんもご一緒に.jpg



セルフタイマーで置いた

カメラを忘れないようにネ





我に返ってカメラを取りに戻って

地面を見ると

青い可愛い野草が咲いていました。


16 ヒメアヤメかな?.JPG



3~4センチくらい?


花はアヤメみたいなので

ヒメアヤメかな?




自生ヶ所として保護されている場所以外では

初めて見たよ。






んじゃ、石橋巡りルートに戻ります

18 農村を抜けます.JPG



農道からR442で竹田市に入ります。


20 好きな竹田の町.JPG



レポだとアッと言う間ですが

ここまでかなりワープしています。




ついでにもっとワープして

緒方町まで

21 原尻の滝の道.JPG



ここでも綺麗に咲いていました


22 チューリップが綺麗かぁ~.JPG


チューリップ





暖かくなったので

冷たいコーシータイムで寄った

原尻の滝です。

24 見慣れた風景.JPG



何度も来てるので

素通りしようかと思ったけど

これからさらに田舎道に入るので

しっかり休憩しようと思います。


6 癒しの水辺.JPG



原尻の滝の周辺は道の駅もあって

水辺の公園のようになっています。


7 金運来い.JPG


池には鯉が悠々と泳いでいますが

池からの水が流れ落ちる溝には

雑魚がいっぱいです。



その雑魚を網で捕獲する

響秘密結社の社員 ↓

4 秘密結社の社員です.jpg



恐らくこれから田んぼに水を引くために

水を流すのでしょうが

その前に浅場に溜まった雑魚を

捕獲しようと言う作戦のようです。





数人で雑魚を捕獲してましたが

バケツの中を覗くと・・・


5 雑魚も混じってるけど鮎です.jpg


鮎と言う名前の雑魚じゃった。



やるな!

響秘密結社の緒方支社め





この後甘露煮にされるであろう鮎の身を

案じながら原尻の滝を出発

25 緒方農村100選.JPG



緒方町の農村100選の道を走ってると

立派な鏝絵を発見!


8 鏝絵.JPG



色はついていないけど

鳳凰だね。



縁起の良いもの見ちゃった!





んじゃ、またR502をワープして

何時の間にか清川から県道(k)45号線へ

27 山へ.JPG



ここでやっと題名通り

石橋の登場です。





「天然橋」

9 天然橋.JPG



石橋は探せばいくらでもあるエリアですが

廃墟ハンターらしく今日巡る石橋は全部

廃道になった石橋達でございます。



奥嶽川に架かるこの天然橋は大正10年に架設されていて

新しい橋が架かった昭和60年から廃道となっています。


欄干がガードレールなのが残念だけど

高さがあってメチャ怖いんだぞ。




ちなみに廃道なので通り抜け出来ないので

細い橋の上で高さにビビリながら

Uターンです(汗)





28 林道になってっきた.JPG



引き続きk45を進みますが

どんどん山の中に入ってる感じです


30 ここはヤマセミポイントかな?.JPG




ヤマセミ様がいそうな川を見たり

新緑に囲まれた農村を駆け抜ける

至福のツーリングを続けます



31 最高のツーリングルートじゃないですかっ!.JPG




ソロツーリングですが

大好きな景色を見ながら走ってると

テンションが上がっちゃいます。

45 クラッチレバーはいつもこんな風に見ています.JPG



ヘルメットに中でニコニコしながら

k45を突き進んでいると・・・




「窟岩橋」(ほげいわばし)

11 華奢な石橋.JPG


要石の厚みしかない薄い石橋で

これも廃道となっていて

バイクや自転車でしか入る事は出来ません。




大正15年に出来た石橋で

県道に新しい橋が架かってから廃道になった橋だ。




橋の下には中津無礼川の清流が流れています。



10 橋から.JPG


「水少なっ!」




橋の名前の由来は

橋の横の崖に大きな穴が窟げていたので

そこから来たのでしょう。








は~い、先へ行くよ


33 やっぱり林道らしくなってきやがった.JPG


道はやっぱり険しくなりますが

峠の頂上の梅津越から

大規模林道宇目小国線へ入ります。




初めてのルートだ





林道と名が付くけど

この道が素晴らしいのでした。

35 だ~れもいない道.JPG



天空を走る超快適道なのであります。



アポロ峠を思い出す

誰もいない貸切道路ですが

調子に乗ってると岩とかも落ちててドキッとするのも

アポロ峠と一緒です。



標高が高いので

赤松がいっぱいあって

高山っぽい雰囲気が綺麗です。


12 新緑が綺麗です.JPG



こんな新緑を浴びながら

林道の後半へ


37 尾鈴サンロードみたいな雰囲気です.JPG


信号や対向車って何?って忘れちゃうくらい

素敵な時間をすごせるルートでした。



大規模林道はやがて

正規のルートであるR326へ出て

宇目町に到着!



38 うたげんか橋.JPG


北川ダムに架かる唄げんか大橋の袂にある

道の駅でお昼御飯を食べます。



イノシシや鹿の肉が名物ですが

大分県の名物である「とり天」を食べます。

(ネタとか関係無く好きな物を食べるのだ)

40 今日の昼ご飯.jpg



サクッとフンワリジューシーです。



ご馳走様!





それじゃあ、今日のメインの石橋を探しますよ。



地図をリンクしてくれてるサイトが少ないので

携帯電話で橋の映像を出して

レストランの店員さんに「この橋何処?」と聞いて

場所をインプット。


(携帯電話に向かって橋の名前を言えば直に検索してくれるのでスマホは便利だ)





探してる石橋はこの北川ダムに架かってるのですが

まずはダムの西側の支流に架かる

時間橋の方へ行って見ました。


41 支流もチャック.JPG



車同士では離合が厳しい

鉄橋です。


42 小さいけどカッコイイ鉄橋.JPG


この時間橋から見た

ダムは朝の松原ダム同様

スッカラカンです。



43 ここも大減水.JPG



見事に減っていますね。



時間橋の下を覗くと

水没した昔の旧時間橋が姿を出しています。

19 大減水.JPG



もっと減水すると

下流の村も出てくるのでは?




では、熊本のきんさんやきくりんから

情報を貰っていたメインの

田代橋へ行きましょう。





北川ダムの上流部まで遡って行くと

ダムが減水したときにしか見れない

幻の石橋が見えました。



「田代橋」

13 姿を現した石橋.JPG


湖底に沈んでいた

田代橋です。



当たり前ですが廃道です。




減水してる情報をもらったので見れたけど

普通に来るとこんな感じらしです ↓

ただ今水没中.JPG
(写真ケッパリフローチャート = きんさん→きくりん→響)


知らないでココに来たら

あの水面の下に

こんな石橋が沈んでるなんで思いも寄りません。



14 水没する橋.JPG


明治41年に出来た石橋で

恐らくダムが出来る前は

村の一番上流部に架かっていた橋だったと思います。



15 欄干はまだ読める.JPG



石の積み方は大分県に沢山ある石橋の積み方とは

ちょっと違っていて西洋積みでもないし

城の石垣のような積み方が特徴の熊本の石橋とも違っていて

丁度その中間みたいな石橋です。



16 良く見ると石の大きさはバラバラです.JPG


一見綺麗に四角に切られた石かと思ったけど

近付いて見ると意外と適当な四角に切られた石で

それがどういうわけか見事に隙間無く積まれているのが凄い!




橋の両脇は山道になっていたり

階段の痕もあるので

車道じゃなくて人馬用の橋だったようだ。



1962年に出来た巨大な北川ダムによって

水没してしまったがこうして

壊れることなく姿を残しているのが素晴らしいです。




そんな素晴らしい近代化遺産の上で・・

18 雨乞い.jpg


シェンロン!雨を降らせてケロ~~!!

(注:適度にね)






んじゃ、カワセミ号に戻って

R502で戻ります。



44 ととろ通過.JPG



ととろのバス停も停まらずに

帰る方向へ走りますが

そうだな・・・




また阿蘇側へ抜けて帰る方法もあるけど

臼杵ICから高速で帰ろう。




と、言うことで臼杵ICを目指して

本日初のメジャー国道へ

48 本日初のメジャー国道R10.JPG


R10を1kmほど走って

県道633号へ入りました。



臼杵ICの近くに僕のツーリングマップルに

蛍光ペンで塗ってる場所があって

ちょうど寄るチャンスが来たようだ。

49 あの九重塔も地図に載っていました.JPG


九重塔からさらに路地に入って

案内板に沿って民家の横の空き地へ案内されます。


50 金運関連です.JPG


「キンメイモウソウチク」です



もう字からして金運UPな竹林でしょう?


20 超ローカルな場所だ.JPG



農家の横の空き地にカワセミ号を停めますが

当然誰もいません。



駐車場からの景色がまた

どんだけマイナーな場所か判っていただけることでしょう(笑)




でもマイナーだけど

ひとたび竹林い入ると

眩しいほど黄金に光る竹が・・・


21 竹を見て綺麗って思うことってあまりない.JPG



と、言うのは大げさですが

なんじゃ、このシマシマ模様の竹は?



庭の植木で金明竹は知っていますが

色が黄色ってだけで

こんな縞は無いし

これは孟宗竹なのでデカイです。

51 天然記念物です.JPG



野津町のこのキンメイモウソウ竹は

孟宗竹の突然変異らしく

全体が黄色一色のキンメイチク型と

一番目立つ縦縞型が同じ場所にあるのは

学術的にとっても珍しいらしいです。




足元を見ると学術的に貴重な

タケノコがニョキッと顔を出していますが・・・

23 キンメイモウソウのたけのこ.JPG


食べちゃダメ?






しかしこのシマシマは不思議ですね

22 何かに似てる気がする.JPG


よく見ると節々でシマシマの入り方も違うし

どんな法則で縞になってんでしょう?




あっ、でもこれって何かに似てる・・・




似てるよね?




ほら、

レジでピピッてやるやつ






バーコードですよ。





なので・・・


52 ¥198です・・・ってなるはずでした.JPG


携帯のバーコードリーダーでアチコチのシマシマを

サーチしてみます。




ピロリン♪

「¥198です」って期待したけど

無反応でした。




198円ぽっちと思うでしょうが

198円がこんだけ集まってたら

金運UP間違いなしじゃ~~!!

24 金運の竹林で運気UPじゃ.JPG



いちきゅっぱーの金運パワーを身に付けて

野津町から出ようと

駐車場から見えていた長閑な方へ行って見ると

見事に行き止まりの罠にはまってしまうのでありました(汗)



53 行き止まりには綺麗な池がありました.JPG



行き止まりの所にあった池の土手で

Uターンです。





一本ナビの道を読み間違っていたようで

ちょっと反対に走ったら走る予定だった

県道204号線に出れました。

54 臼杵の風景.JPG


この三桁県道で臼杵ICを目指しますが

途中で最後の石橋の前で停まります。


27 今日一番の廃墟チックな石橋.JPG

臼杵川を堰き止めて作られた

乙見ダムに架けられている「近戸橋」



明治26年に出来た橋で

見ての通り廃道ですが

この橋もダムが満水になると

一部を残してほとんど水没するらしい。



橋まで行ってみようかとも思ったけど

草ぼうぼうでヘビが怖いのでカンベンしてもらいます。




で、そのまま臼杵ICの予定でしたが

途中に有名な臼杵の石仏の前を通ったので

予定してなかったけど寄り道

33 平日なんでこんなもの.JPG



こんなにマイナースポットだっけ?




平日で夕方だからかな?





折角寄ってコーシータイムだけでは勿体無いので

入場料を払って入って見ることにします。




この大分県は石仏の宝庫ですが

この臼杵の石仏は国宝でございます。

32 これを彫れる技術が凄い.JPG

「ホキ石仏第一群第四龕 地蔵十王像」


真ん中は地蔵菩薩様で

裁きを司る菩薩様です。



作られたのは鎌倉期らしいけど

風雨に耐えてよく残っています。




ちょっとしたツーリングの最後の散歩のつもりで

石仏群内を歩いていますが

アチコチにこんな看板が立っているので

なんだか落ち着かない

30 やっぱり注意書きが必要な奴なんだ.JPG


わざわざ注意書きがあるくらいだから

いっぱいいるのか?



怖いな[たらーっ(汗)]





照かる長い奴に注意しながら

「ホキ石仏第二群第一龕 阿弥陀三尊像」

29 屋根付きで保存されています.JPG


平安後期の石仏らしいが

すごい彫刻技術ですね。


31 大分の代表的な石仏.JPG


こうした石の文化が

ずっと受け継がれていって

日本一の石橋の数を誇る地域と

なったのでしょう。



と、勝手に解釈して

われながら上手いように

寄り道をテーマである石橋とつなげて

まとめてしまうのであります。




さぁ。上手にまとまったので

高速で帰りますよ。


56 二車線で良いです.JPG



何も走っていない4車線の県道から

臼杵のIC前

57 臼杵の町並み.JPG


この交差点を曲がれば

後は帰るだけ


58 大分道.JPG



バビューーーン!と大分道を走って

別府湾SA


34 別府が一望できます.JPG



高崎山と別府湾が一望できるよ。



こんな温泉の街を見下ろしながら

本日のデザートを頂きます。

59 別府湾をみながらソフト.JPG


おいしいけど

寒くなっちゃった。




終点の宇佐ICまで走って

ETCの金額表示は300円でした。





安い!




かなり儲けた気分のまま

響ファームロードで帰って終了です。

60 響ファームロード富士.JPG


響ファームロードで見た

響富士ですが

東九州道が目の前に建設中なので

この風景は見納めかも。


それでは

みなさんGWをお楽しみください。




エェ、僕は仕事ですよ。

仕事ですとも!




雨が降ればいいのに・・・なんて思っていません


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