<溜め記事>
ブォンブォン!
カワセミ号出動です
通勤ラッシュも解消したゆっくりした
時間に響ファームロード(HFR)を走る青い一台のバイク
新ルートでえふの前を通過して
普段ならそのままHFRで豊前を抜けて疾走するのだけど
なんとなく今日は途中にある本庄池に寄ってみた
ツーリング用のカメラシステムを一新したので
そのテストもかねての寄り道です。
外の太陽光の下で初期設定を
やってみたかったんだよね。
新しいサイバーショットTX10で撮ってみたけど
TX5のように赤みかかった色ではなくて
ごく普通に青は青で写ってくれます。
ちなみに走行写真は全部サイバーショットのTX10で
それ以外はOLYMPUSのXZ-1です。
と、カメラの説明をしていると
中津市の市街地へ入りました。
HFRをステージ2まで走って
そのまま中津市内へと入って来た
カワセミ号と僕ですが
ここに寄ってみたかったのでした ↓
真っ赤な壁が目印の「合元寺」
寺町と言う地名の寺だらけの
路地があって、合元寺はその中にあるのですが
通りに停まってるタクシーの運転手さんに
「赤い壁のお寺は何処ですか?」と
聞くだけですぐに通じるちょっと有名な存在のお寺です。
(お寺の名前を調べていかなかったのでそう聞きました)
お寺自体は普通の大きさなのですが
とにかく赤い壁のお寺の壁の色はインパクトがあります。
実はその赤い壁はオカルト系のいわく付きでして
元は武将同士の激戦地でお寺の壁に血痕が耐えないために
壁を赤く塗ったということらしい。
これ以上色々文献を探すと
夜中に一人でオシッコに行けなくなるといけないので
赤い壁を後にして先へ進みましょう。
あっ、そうだ
今日の目的地は大分県の
国東半島にある金運UPのパワースポットへ行くつもりだよ
なので赤壁から出たカワセミ号は
宇佐の海沿いを国東半島に向けて南下中でございます。
海沿いと言っても干拓地なので
どこまでも真っ平らな所です。
現在は麦の苗を植えているので
緑の草原になろうとしています。
で、この道を行くと
あれがあるんです。
最近、行ったばかりだけど
満ち潮の時の風景が見れそうなので
寄り道してみますね。
麦畑の農道に入って
海の堤防によじ登って海を見ると
見えました
ホラ!
宇佐海軍航空隊が爆撃訓練で使っていた
標的跡です。
今日は満ちてるので
歩けません。
干潮でもズボるので歩きません。
(ズボッた記事はココ)
海に沈んだ標的跡を見て
豊後高田市の昭和の町にやってきました
しかし今日はココには寄りません。
昭和の町から出ると豊後高田市を流れる
桂川があってその川を渡って川沿いの道を行くと
法華寺がありました。
すごく派手だったので何のお寺だろう?と
道路沿いついでに
停まって見てみると鬼子母神さまでした
怖い!
でも子供を食べていた鬼子母神ですが
お釈迦様に諭されて安産・子育ての神様になっているんだよね。
で、寄るのはココでもない
ブォオオオーーンと
坂を登って路地に入って
到着!
「そば処 響」
めちゃくちゃ解り難いところにあるんだよね
ココって・・・
場所のマイナーさは
さすが響と言ったところです。
では、響が響に入ります
ここの蕎麦は
豊後高田産のソバを使っているようで
豊後高田手打ちそば認定店1号店なんだよ。
期待を込めて
ちょっと奮発して一際お値段が高い
「軍鶏せいろそば」を注文
1280円 チ~ン!
純手打ちの十割蕎麦を頂きます。
やや青みかかった程よい歯ごたえと
喉越しの良い蕎麦を暖かい
軍鶏の入った御汁に漬けていただきます。
御汁に入っている軍鶏肉もメチャ美味いです
最後は御汁に割り下を入れて
飲み干して
ご馳走様!
では響でリフレッシュした響は
ツーリングのメインへ
向けてシュッパ~ツ!
R213へ出て
真玉から広域農道へ入ります
グリーンロードと名の付いた
道で快適に走れるかと
思ったんだけど
たまにはこんな事もあります
4台もおるよ・・・(汗)
しばらく素直に付いて走ると
山の中の現場にみんな入っちゃったので
前方はオールクリア
グリーンロードからオレンジロードにスイッチして
快適に走ります
しばらくオレンジロードの快適な
クネクネを堪能して
国道側へ戻って来ました。
で、この国東の海側を走るR213なんだけど
クネクネの海岸線を走りやすくするように
トンネルが多いのだけど
さらに走りやすくするように
広いトンネルに変えられています。
と、言うことは
新しいトンネルが開通した横には
古い旧道トンネルが多く残っているわけで
その何個かは塞がれてなくて
バイクでそのまま入れるんだよ
ホラ↓
ヒャ~~!
おっかないねぇ~
岩まで落ちてるよ。
隧道のプレートを読むと
「松ヶ尾隧道」って書いていて
昭和二十七年って表記がされていました。
勇気を出して
入って見た・・・・
どうでしょう!
この怪獣の口の中に入ったような
喉チンコみたいな内壁が
たまらない!
カワセミ号のエンジンを切っても
マフラーの音がいつまでも不気味にこだまします。
どうですか?
探検ムードを楽しめましたか?
カメラの感度を上げてるので明るく見えるけど
真っ暗なんだぞ。
怖いんだぞ。
旧道トンネルと抜けると
新道にそのまま合流出来たので
しばらくは国東半島の海を見ながら走りましょう。
天気が良いので
海も真っ青です。
丸い形をした国東半島を時計で言うと9時の位置から
スタートしましたが2時半くらいの位置が
目的地です。
道路案内も出るので間違える事もありませんが
ナビも案内を終了!
やって来ました
富が来ると書いて「富来」(とみく)
地名のこじつけだとお思いでしょうが
港にはこんな看板があります
金運UPに最高な場所なのだ
富来港に流れ込む
川に架かる橋にはこんな宝船がくっ付いています
とっても縁起がよさそうな橋なので
バイクでビュ~ンと渡っちゃうのは
勿体無いので自分の足で渡りましょう。
欲に目がくらんだかのように思えるかもしれませんが
その通りです。
この開運橋の横には
富来の名物のマネーキ猫がいらっしゃいます
お賽銭箱でまずは自分が儲かろうとする
スタイルが大好きです。
で、このマネーキ猫様を良く見ると
お腹に穴が開いています
何の穴だろう?と
裏側を見るとこんなカラクリになっていました。
穴から石を入れて
どの枠に入るかで運勢がわかる
高性能システムになっていました。
しかしあの「凶」に入れて見たいけど
かなりひねくれた形の石を入れても
なかなか入らなさそうです。
でも実際に「凶」入っちゃうと
嫌なので無難に一番丸そうな石を選びます
そして他人が入れた大吉の石が邪魔したらいやので
他所に避けて
後はマネーキ猫様
頼みますよ~~!!
で、普通に「大吉」に入って
メデタシ、メデタシ。
マネーキ猫様がいらっしゃる公園には
富来猫様の絵が
並べてありました。
順番めちゃくちゃで
僕が勝手に一枚に編集しましたが
みんな可愛いニャンコです。
これ見るだけでも
金運が上がります。
それでは最初の看板に書いていた通り
パワースポット巡りで開運ロードと言うことで
順路に従って次のスポットへ
次のスポットは
県道652号線を内陸に向けて
2kmほど走るとありました。
「八坂神社」
またの名を「富来神社」と言います
村の鎮守様って感じですが
鳥居をくぐって門まで行くと
この門の扉の彫刻が凄い!
見事過ぎて
しばらく擦ってしまいました。
もうコレだけで金運MAXって感じですが
しっかり参拝したいと思います
お清め水で手順道理に
お清めして社殿の中へ
そして祈るパン!パン!
さらに祈る
一切の欲を捨てて
祈りに集中します。
(祈りの内容が震災前なので現状に沿わなくてゴメンナサイ)
ハァーー!!
すっきりした。
祈りに没頭すると
心が軽くまりますね。
で、開運ロードまはまだ続くわけで
開運ロードのゴールは
一度みんなと行った事があるけど
国東半島の山の中にある
文殊仙寺がその最後のパワースポットらしいです。
県道652号線を山に向けて走って
名も無き山道を進むと
ゴールです。
山奥ですが
しっかり「開運ロードとみくじ」という
案内版が立っていました。
しかしゴールとは言ったけど
本当のゴールはバイクを降りて
実際の文殊仙寺に行かないといけません。
それがキツイんだよな
典型的な山寺なので
修行です。
でも開運のためには一段一段コツコツと
登るしかないです。
この文殊仙寺は
日本三文殊の一つで・・・ハァハァ
峨眉山文殊仙寺と言います・・・フゥ~~!
三人寄らば文殊の知恵と言う言葉通り
生きる知恵を授ける「知恵の母」として
知られています・・・ハァハァ
648年に文殊菩薩を招き入れてから
1300年以上の歴史を持つ
文殊仙寺に到着です・・・・ゼェゼェ
本堂の横の
石仏様が「よう来た」と
おっしゃってくれています。
で、以前来た時は誰もいない
静かな山寺でしたが今日は何故か
人が居て賑やかです。
本当にこれは偶然だったのですが
なんと十二年に一度だけある御開帳の日に
当たってしまったようです。
これは嬉しい偶然ですよ
参拝料は500円ですが
滅多に見れない文殊菩薩様が見られます。
当然写真撮影は出来ませんが
40センチほどの小さな菩薩様が岩肌を刳り貫いた
本堂の奥に鎮座されていらっしゃいました。
住職さんに案内してもらい
御祓いまでしていただいて
もうこれ以上ない金運を身に着けた気がします。
願掛けの御札も頂きましたので
世界の平和を願って書きました。
これで世界平和は間違いなし!
(あくまでもテーマが金運なので世情に合わずにゴメンナサイ)
足取りもガクガクと軽ろやかに
山を下りました
んじゃ、帰りましょうかね
国東らしい
山道をクネクネと抜けて帰ります。
県道(r)544からr652へ
誰ともすれ違わない道を走って
r31から並石ダムへ抜けました。
ダムの上流で
無くなった村の火の見櫓を発見!
奇岩に囲まれた景観の中に
ポツンと残っていました。
並石ダムを下ると
道がとっても良くなります
つい走りたくなる
道が続いているのだ
快適な国東路を走って
豊後高田方面を目指す
豊後高田市に入ってそのまま進めば
行きに走った道と一緒になっちゃうので
響ファームロードのファイナルステージ方面へ
バビューーン!と
誰もいない道を走っていると
気持ちよくてついヘルメットの中で
歌ってしまうよ
(聞かせれなくて残念)
しばらく走ると宇佐市に入ります
途中にあった橋を走ってる時に
川を見るととっても良い風景です
すでに干潟になってる川の回りは
葦原が広がっていて
まるで湿原を見てるような風景です。
その川を越えてR10を横切ると
HFRのステージ5(ファイナルステージ)です
宇佐ICを抜けて
いいちこの工場からステージ4へ
入って山国川を渡ると普通ならステージ3へ入るのですが
お昼ごはんが蕎麦だったので
小腹が空いたのでちょっと寄り道
多分、ツーリングで寄ったのは
初めての太平村にある太平楽
ここで僕が好きな白いたいやきを食べちゃう
白いたいやきは数年前から流行って
アチコチで見るようになったけど
ここの白いたいやきは上位ランクに入るのだ。
外皮のパリパリ具合がとてもよくて
カスタードが入ってる中身の
ツルツルした食感がたまらないのです。
(味と食感は他でもあるけどこのツルツル感はあまりない)
なかなか文章でその感触を伝えれないので
食べれるエリアにいる方は
一度食べてカスタードに入ってる内側を舌でペロペロしてみてね。
(ちなみにカスタードしか食べたことがないですケロ)
そのたいやきを駐車場で頭から食べて
シッポのパリパリ部分を堪能しようとしていると
地べたで10円見つけた!
ま、まさか
これが金運パワーか?
いや、これで10円を拾ってしまうと
これが金運になっちゃうので
拾わな~い。
なのでそのまま置いたまま
帰りました。
HFRのステージ2~1を制覇して
香春のセメント工場で夕日を見ました。
こうして僕の金運は世界を救う
ツーリングは終了しました。
さて、何を買いましょうか?
お小遣いノートに妄想予算報告書を
書くのが僕のひそかな楽しみです。
(もちろん今回の震災にも少なからずとも貢献したいと思いますのでどうか当たって下さい!)
旅風V2
2011年03月24日 04:06
赤壁太平楽完全に地元ですww