[晴れ]

∠・m= チュンチュン





1 泊まった村です.JPG

Σ・m= チュンチュン




三保高原のコテージで迎えた朝



岡山ツーリング1日目からの続きです







今日も快晴♪




2 こんなコテージでした.JPG



朝ごはんは昨晩

お腹一杯で食べれなかった鍋の雑炊ですよ。





ほとんど役に立たない僕が

珍しく朝ごはんを担当いたします。


1 朝ごはんは雑炊です.JPG



地鶏と野菜のエキスタップリの

スープにご飯を入れてひと煮立ちさせて

火を止めてからとき卵を入れてフンワリと仕上げます。



ド素人の僕が作ったにしてはなかなか

美味しゅうございました。






んじゃ、ボチボチ荷物をまとめて

404さんも含めた6台で岡山ツーリングの

2日目をスタートしますヨ!

2 さぁ!出発だ!・・・着いていくだけですケロ.JPG



本日もOhIkeさんの先導で

三保高原までの山道を

下ります。


3 高原から下ります.JPG


薄暗かったので気付かなかったけど

標高は400mほどだったけど

綺麗なところだったようです。



4 雲海が見えていました.JPG



クネクネ道の木々の間からは

雲海が見えています。





ってことは

下に降りると・・・


5 山から雲が襲ってきます.JPG



山から雲が襲ってきます






やっぱり・・・

6 真っ白けに突入.JPG



さ、寒い・・・





川から発生する霧もあって

真っ白の世界になったけど

少し走るとスッキリとした秋晴れです


7 紅葉が綺麗なルートです.JPG



今日は弁柄で有名な吹屋ふるさと村へ

行くのがメインです。




ドライブインの看板に

菊ヶ峠って書いてるので

R484を走っているようです。

(走っているときには見なかったマップルを今見てますケロ)


8 もうこれがどの道だったかわからない.JPG



日差しがあるので

背中がポカポカして気落ちがいいです



9 村をいくつも抜けます.JPG




田舎道だけど

すばらしく道がいいです。



10 とっても僕好みの道だ.JPG



山奥になると

さすがに道幅は狭くなるけど

車が走ってないので走りやすいです。

(たまに対向車が来るとビビリます)


11 イチョウが綺麗.JPG



んで多分県道71号線に入って

また県道31号線に入ったものと思われます


12 今日も秋晴れ.JPG


普通に綺麗だった

山の紅葉が更に綺麗になっていきます


13 九州ではみれない山の色です.JPG



で、本日最初のスポットの

宇甘渓(うかんけい)に到着。

14 九州なら大渋滞するような風景です.JPG



九州の耶馬溪っぽい所で

すんごく綺麗でした。


4 揺れない橋から.JPG



川に架かる揺れない吊り橋から

山を眺めます


5 ウ甘渓です.JPG



とっても綺麗です。




せっかく高いのがダメな

OhIkeさんとかおりんがいるのに

橋が揺れないのは残念ですが

綺麗な紅葉が見れてラッキーです。


6 カワセミ号にも紅葉を.JPG



カワセミ号にも紅葉を見せて

トイレへ行きますが・・・

3 トイレです.JPG


ここのトイレはこの滝の裏なのだ



面白い!

(トイレはいたって普通ですケロ)





寒いとオチッコが近いので

しっかり済ませて出発しますが

どうも昨日からめにまるさんのCBのブレーキランプが

点いたままのような気がして出発前に点検すると

やっぱり点きっ放しでした。



道理でどんなコーナーも

ノンブレーキで曲がってすげぇなって

思ってたんだよね。



原因は立ちゴケの時にフロントブレーキの

スイッチに不具合があったようです。



さっさと修理をすませて宇甘渓を出て

次の羽山渓までは隊列の

真ん中を走ってみます。


15 間に入って走るのは今回はこんときくらいです.JPG



んでルートですが



う~ん ・ ・ ・ わからん



16 広域農道だ.JPG


多分国道から広域農道を走ったのは覚えてるのですが

コーナーと戦っていたので判りません。





そして先頭のOhIkeさんはセンターラインのある道から

廃道寸前の林道へ入っていく

17 躊躇しそうな林道へ.JPG




本当に本州の山奥へ来たって

感じの場所です。



7 トラックは入れない.JPG


大型車は絶対に入れない

まさに秘境的なムード満点のスポットです。




この先が羽山渓なのですが

災害の為に通行止になってるようです。




でも、登山の人に聞くと先までは

行けるようなので行ける所まで行ってみようと

廃道へGO!


通行止の道.JPG



細い真っ暗なトンネルを抜けて

谷へ向けて走ってみると

凄い崖の前でストップ



8 なんかスゲーぞココ.JPG


ここが羽山渓らしいけど

紅葉よりこの石灰岩の岩山が凄いです。




オーバーハングした岩肌では

クライミングの練習をやっています。



9 フリークライミングしているのは僕じゃありません.JPG


高いところが苦手なかおりんが

やりたそうな熱い目線を送っていました。

(アクティブは事はOKらしい)




バイクを停めた目の前には

素堀りのトンネルがあるけど

その横にも穴ポコがありました。


19 中はこんな風になってるらしい.JPG


迷路のようになってるようだけど

入れそうな感じです。






クライマーさんに「あのぉ~、この穴って

入れるんですか?」と聞くと

「入れるけど電気がないと無理ですよ」



と、言うことらしい。












電気持ってますケロ






廃墟ハンターでは常識の装備です。








なので入ってみた・・・

(みんな明かり持ってるし・・・どんな集まりなん[たらーっ(汗)]






で、入って見ると予想はしてたけど

天井低っ!

11 鍾乳洞だ.JPG




腰が・・・

首が・・・






でもなかなか素晴らしい自然の造形美です。



石灰岩の岩山なので

鍾乳洞なんだね。






「ウワッ!


ぬかるんでる!」





「ウワッ!


なんか地面が・・・・」





と騒がしいけど

なかなか盛り上がってるぞ





「もう、絶対こんな所で鍵とか落とさんでよ」(かおりん)




「ゲジゲジとかおらんよね~?」(僕)






決死の行軍で奥まで進むと

少し広い場所に出ました。





広いところと言っても

電気が無いと何も見えない

漆黒の闇の世界です。

13 真っ暗な中で遊ぶマイナリスト.JPG



みんながいるのでワイワイキャーキャーと

騒がしいので怖くはないけど

ゲジゲジが怖いので天井を気にしながら進むと

闇の住民を発見!




ブチャイクな顔の

キクガシラコウモリ君だ

12 ブチャイクな顔.JPG



昼なので寝てるのか冬眠しているのか

判らないけどツンツン突付いて

揺らしても起きません(笑)




まだ奥まで進めそうでしたが

中腰がキツイので出ましょう

14 低いぞ.JPG


ここは面白いぞ~!

(一人では入れないけどね)





で、ここでやらかし隊が発生!

(僕じゃないよ)






「あれ、鍵が無い・・・」







「エェーー!さっきかおりんが

注意したばかりなのにぃ~!!」





歩いたルートはほぼ決まってるので

落としたOhIkeさんと再び穴ポコへ・・・




って、なんと入口から数メートルのところで発見!




「いや~、捨てたとしたら入口かな?って

わかっとったけどね」

(ナゼ捨てる?  しかも2回目だし・・・)




ということでした。





本当に見付からなかったらJAFも来るのを

嫌がるような場所なので良かったよ。




18 秘境のトンネル.JPG




では素掘りのトンネルで集合!




10 素彫りの穴.JPG



この集合写真を撮ったまま

バイクを置いてトンネルの先へ歩いて

探検してみることにします。








ほら・・・・



バイク置いてきて正解じゃん

15 秘境的な廃道です.JPG



落ち葉が凄い!





流石廃道です。






で、先へ行ったらまだトンネルがあるかと

思ったのだけど無さそうなので戻りましょう。


16 山水を逃がす空中の溝.JPG


元来た道を戻ると

山水を直接谷に流す溝がありました。




先へ行くと発電所もあるので

本来はしっかりした道だったようです。





鍾乳洞の前でバイクの向きを変えて

上の広域農道へ戻って

村道を行くよ


20 村の道を行く.JPG



細い山村の道を行くと

目の前に豪邸が・・・


17 僕の家みたいな大きさです.JPG



広兼邸に着きました。




見覚えあるかもしれないけど

この広兼邸こそ「八つ墓村」のロケに使われていた

屋敷なのでございます。

22 悟郎ちゃん.JPG 23 祟りじゃぁ~.JPG



よく犬神家の一族と間違いやすいけど

頭にロウソクを立てて「祟りじゃ~」の村ですよ。



18 八ッ墓村です.JPG



もちろん八つ墓村というのは

小説の中だけの地名でロケ地はアチコチで撮影して

編集していますが

ほんとロケに使うのがわかるような山奥にビックリするくらいの

豪邸なのでした。


20 門番の部屋まである豪商の家です.JPG


まるでお城のような石垣の上には

門番が常駐する部屋まであるよ。




21 村が一望できます.JPG


屋敷の庭からは八つ墓村ではなくて

成羽町の吹屋ふるさと村



銅鉱山が幾つも点在する地域で

その鉱山から産出される副産物で

弁柄(べんがら)という赤い顔料で

巨万の富を得た豪商の家で庭には

水琴窟があって竹筒に耳を当てて

水を落とすと・・・

19 チャッポンポンヨ~ンって音がします.JPG


チャッポンビョンチョピンポヨンって

不思議な音がします。




屋敷をグルッを見学して

屋敷の横の小道を通って

駐車場へ戻ります

24 家の脇の小道.JPG



この小道は何故か誰も歩かないけど

とっても綺麗なのでした。




バイクで吹屋ふるさと村内を

少し走るとこの土地に富をもたらした

弁柄を作る資料館がありました。


21 弁柄の資料館です.JPG



銅鉱山から産出される磁硫鉄鋼から

酸化第二鉄を作ってどうたらこうたらと

弁柄の難しい説明は別レポでってことで

その磁硫鉄鋼を産出していた鉱山へGO!





GO!と言ってもおなじ吹屋ふるさと村内なので

すぐに到着!

25 何気に紅葉が綺麗なササウネ坑道.JPG


笹畝坑道です。




吹屋銅山の坑道の一部で

現在は観光坑道として開放されている

鉱山の跡です。




入口の受付でヘルメットを借りて

2個目の穴ポコへ入るのだ!

26 穴ポコの前で集合.jpg




それではみなさん

「ご安全に」







で、詳しいレポは別に書くとして

とにかく先ほどの鍾乳洞と同じく

天井が低くて・・・

27 天井が低いぞ.jpg



奥までいくと広い空間に出て

そこから幾つも坑道が延びていました。




29 そうそう、覗きは基本ね.JPG


そうそう、

塞がれていても覗きは基本だよね。







観光坑道なので

やっぱりいやがったか!と

おもうリアルな人形達



28 赤ふんで悪いか!.jpg



坑道内のアチコチで

赤フンをちらつかせながら

仕事をやっています。




31 そのカッコウ似合ってるよ.JPG



順路にしたがい一通り見て外に出ました。




かなり充実した坑道で

世界遺産になった石見銀山の坑道より

はるかに面白いです。





ヘルメットを返却して

次はまたまた吹屋ふるさと村内にある古い家並みが

のこる街で昼食タイム

33 村は観光地になっています.JPG


適当に入ったお蕎麦屋で


32 弁柄村で食事.JPG


美味しいお蕎麦を頂きました。



この街も吉岡銅山で栄えた街で

その大きな片山家住宅などを

資料館として開放しています。



みんな食後の運動ついでに

それぞれバラバラに好き勝手に

見て回ります。




僕も一人でさっさと家の奥まで

見て回ってそろそろみんなと合流しようと

回りを探します。




かおりんやSHIHOちゃんを見つけて



んっ?


これは間違いなく404さんだな

34 誰の靴はスグにわかる.JPG


上に上がっとるようだ。




みんな集合した後は

少し歩いた先にある

吹屋小学校へ




木造校舎の素敵な学校でした

35 現役の小学校です.JPG


とっても良い雰囲気の学校で

なんと現役です。



明治38年に出来た木造の現役校舎としては

国内最古ということだよ。

(正面の2階建て部分は明治42年落成です)




平日は授業があるので入れないようですが

学校が休みの時は入れるようで

しかも日暮れから21時まではライトアップされるらしいぞ

ライトUP中.jpg


さすがにこの時間まで待てないので

HPからケッパリました。




んじゃ、学校の前で

学級写真を撮っちゃうぞ

36 欠席すると枠に囲まれて端っこに載ります.JPG


いったい何学級なんでしょう?



距離感欠乏症特別要請学級?



とりあえず男女共学ですぜ





小学校を見て

再びバイクを停めたふるさと村の駐車場まで

歩きますが途中の竹やぶが

綺麗でした


37 竹林のもみじ.JPG


デジイチがあればもっと

いい雰囲気に撮れたかも




で、歩いて帰ってるけど

以外と距離があります。



往復で600mほどだと思うけど

1kmくらい歩いた感覚です。




38 灯篭猫.JPG


旧家の庭の石臼の上で寝る

猫に癒されつつバイクに戻りました。





では、吹屋地区最後のメインへ!

22 一人では寂しいところでした.JPG


ナビの最大拡大表示にしても

道が出ない山道へ入ると

到着!

43 砂利からの脱出です.JPG


砂利砂利で恐ろしいけど

廃墟ハンターがハイテンションになる

場所なのでございます。




39 廃墟へ行きました.JPG


行って見たいリストに入っていた

吉岡銅山跡です。

40 探検しています.JPG


残骸だけしか残っていませんが

この遺跡のような風景は大好きです



41 山奥です.JPG



こんなドマイナーな山奥に

こんなにバイクが入ることは無いでしょう。



昼に入った笹畝坑道は観光地でしたが

ここは小さな看板が申し訳なさそうにチョコンと立っている程度で

完全な廃墟というより遺跡状態なのが素晴らしい


42 テンション高くてスミマセン.JPG



いや~!

楽しかった。




アッ!

バイクのUターンが待ってた(汗)




砂利砂利の中での向き変えって疲れる・・・





無事に向きを変えて

これから帰ります。




このまま高速へ向かうかどうか

選択があったけど帰り道沿いに

幸福寺があるようなのでそこに寄って

帰る事にします

23 さぁ、そろそろ帰ろうか.JPG


県道33号線を南下して

小さな村を抜ける

24 広島県へ.JPG



田原ダムの放水を見ながら

25 大きな2連ダムの放水.JPG


県道437号線を進みます



新成羽ダムからそれて

どんどん山の中に入って行くよ

26 どんな抜け道なん?.JPG


この薄暗い時間に一人では

走りたくない道です


27 このまま山の中で帰れないってことは無いよね?.JPG



岡山県から広島県に入って

しばらく走ると幸福仏に着きました

28 ハートが付いています.JPG



村の鎮守様のような

小さなお寺ですが境内には

大きなハートが・・・


29 お寺にハートです.JPG




ハートってことなので

縁結びのお寺ですよ

(出会い系ってやつですよ)



31 ちょうちんの天井です.JPG



本殿も小さくて可愛いです。



天井の提灯が灯ると綺麗だろうね


30 こじんまりして可愛いです.JPG



なぜ縁結びの仏様かと言うと

前を走る県道を作っているときに

地中から2つの石塔が発見されて

村の人が祀ったところたちまち

縁談がいくつもまとまったことが始まりらしいです。


32 shihoさん.JPG 33 かおりん.JPG


ここを管理する

地元のおば様たちからその説明を聞きながら

美味しいお茶をいただき

高速へ!


34 中国道に乗って帰ります.JPG



R182から中国自動車道の東城ICから

一気に九州へ向かいます


35 休憩は多めに.JPG



すっかり暗くなったので

普通の速度で走っていても

スピード感倍増で目がシュバシュバします。



404さんが広島北Jctで離脱するので

手前の安佐SAで夕食を食べます

44 カレーでしめる.JPG


やっぱりカレー!



でも広島なのでカツじゃなくて

牡蠣を乗せています。




404さんと別れて

美東SAで給油して気付けば壇ノ浦

45 ただいま~!.JPG



意外と早かったな。



食事したり休憩でマッタリしたので

22時ちょい過ぎに到着



一人じゃこんな遠くまでバイクで

行こうと思わないけど

企画してくれたOhIkeさんに感謝だね。



みんなもいてめっちゃ楽しい2日間でした。



帰ってからこのレポを書くのに

地図を見てたらもう兵庫県の県境まで行ってたようで

なんだか関西も近いって感じてじてしまったぞ。


距離感欠乏症って怖い・・・




それでは寒さに負けずにまた

一緒に風になりましょう。


                      by Minorist Hibiki





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