朝や夜はすっかり涼しくなりましたね。
いや・・・むしろ寒くなってきましたね。
ツーリングには最高の季節なんてよく言われるけど
朝が寒いとダメなんだな・・・・
毎年阿蘇の雲海を見てやろうと
早朝に目覚ましをかけるけど
決まって二度寝してしまうパターンを
何年も続けているのであります。
しかしまだ9月で寒さもそれほどでも無いだろうと思って
今日こそは阿蘇の雲海を見てやる!
とAM4:30に目覚ましをセットしたのだけど
二度寝して起きたのが5:30なのであった・・・(汗)
何で?
とりあえず肌寒いので
メッシュジャケットの予定を変更して
ポケットの中身をナイロンジャケットに入れ替えて
出発!
日田で朝日が出ました。
眩し過ぎる・・・
雲海を見るためには
日田で朝日を見ちゃうのはおそ~いのだけど
ファームロードの亀石峠で
雲海が見れました。
とりあえず阿蘇の雲海は間に合わないと思って
保険の意味で停まって眺めてみます。
しかし、この時期の朝の空気って
どうしてこんなに美味しいんでしょう!
早起きはやっぱり得だね!
(寝坊してるやん)
本当は夜明け前に通過する予定だった
亀石峠を下って
熊本県へ
牧場のエンコログサの夜露が
朝日を受けてキラキラ光っています。
何気ない風景も綺麗に見える朝の風景って良いよね。
やっぱ早起きって得だね。
(寝坊してるって!)
小国町を抜けて
瀬の本高原で阿蘇を望みます。
雲海は?
どうもここから阿蘇を見る限りは
今日は雲海は出てなかった感じです。
時間的に出遅れてますが
雲海がバラけてもやってる感じも無いので
まだ本格的な雲海の時期が来月からなので
今日は出てないと結論を出します。
どうも早起きしないで正解だったようです。
(うまく寝坊を正当化させました)
とりあえず涅槃僧が一望できる
場所でバイクを停めます。
イヤ~!
良い景色ではないでしょうか。
思わず牧草の上で飛んでしまいたくなります。

失敗していますがテイク2を撮るほど
こだわりも無く先へ進みましょう。
久し振りに正当なルート(R218)で
阿蘇の外輪山を下って内牧温泉のコンビニで
朝食を食べました。
この風景を見ながらの食べると
コンビニのパンでも一流ホテルの朝食級に感じます。
朝のコーシーも飲んで
R265で箱石峠を越えるよ
先は長いので
停まらずに進むつもりだったけど
箱石峠からの景色が良かったので
またカワセミ号を停めて快晴の阿蘇を眺めましょう。
秋晴れってやつですよね?
せかっく雲も無い綺麗な朝なので
根子岳が見える大好きな場所にも寄り道してみました。
まずは
廃墟ハンターらしく廃校になった
上色見小学校から
平日なんで普通だったら
子供達が通学する頃なんだろうけど
廃校なので静かなまんま
しかし廃校とはいえ
こんな景色の中にある学校って羨ましいよね。
とりあえず校庭へ出て
一人ラジオ体操でもやってみる
これ以上、体が曲がらないんですケロ・・・先生!
学校を出たカワセミ号と僕は
もう一つの大好きな場所へ
山が迫ってくる感じがする
根子岳のビュースポットだよ。
では、R265へ戻って
高森町を通過
高森峠を越えて
蘇陽町を目指します。
しばらくR265を南下して
蘇陽町から右折して
同R265を椎葉村へ向けて南下を続ける
しばらく五ヶ瀬川に沿って南下するけど
長閑な良い風景が続くよ。
高原の空気を感じながら
長閑な道を進んで
長い国見トンネルに入ると
トンネルの中で宮崎県椎葉村へ入りました。
R327との分岐を右折して
椎葉村の中心へ行きますが
これが中心です ↓
この椎葉村はその昔、源平合戦で
山奥に逃げのびた平家の落人が隠れ住んだといわれていてるので
もしかしたらこの中に平家の子孫がるかもしれません。
んで、椎葉村に来たら
見てみようと思ってたのがコレ ↓
椎葉村から県道142号線に入って
細い林道を登ると
丁度ダムの堰堤の上に出れます。
「上椎葉ダム」
1955年に完成したダムで
高さは111mもあって日本初の100m級アーチダムなのでした。
本州などに比べると
巨大なダムが少ない九州だけど
この宮崎県の山奥にあるダムはデカイのだ。
堰堤から少し入ってみると
建設当時の施設の廃墟の跡が
台座みたですが
下の穴はトンネルみたいです。
とても入れそうに無いので
突入は諦めて
このまま県道142号線を進もうと思ったら
工事中でしかも50分の時間制相互片側通行規制中で
運悪く30分以上待たないと行けないらしい。
どうしてもその道を行かないといけない
プランがあるわけも無かったので
一度椎葉村のR265まで戻って
桑の木原川を遡る大規模林道を使って
同じ椎葉村の大河内へショートカットするルートを
選びます。
このショートカットの大規模林道と
国道に出たはずがとても国道と思えない
酷道388号線にしびれます。
写真を撮ってる場所は
そのルートの中で超快適な部分なのであります。
後はカメラを出す余裕も無いほど
細いクネクネが延々とつづくのだ。
まさに「秘境」ってムード満点!
ちょっと視界が開けたところで
停まって周囲を見ても・・・
山しかねぇよ。
とりあえず迷ってるわけじゃないので
半クラを使い過ぎて左手の握力がなくならないように
気を付けながら先へ進むと
大河内荒滝が道の横に見えてきた。
写真じゃ判らないけど
凄い角度の斜面の岩場の間に滝が
流れています。
と、知らない間に宮崎県から
熊本県に入ったようです。
長かった酷道が
パッと広くなって
酷道が国道になりました。
クネクネの終わったR388を進むと見えてくるのが
市房ダムです。
別にダム巡りをしてるわけじゃないけど
山とダムしか無いゾ
で、今日の目的を申しますと
先ほどの上椎葉ダムもプランに入っていましたが
水上村の山奥にある白水滝の吊橋に行こうと思っていました。
その吊橋がかなり怖そうな吊橋みたいなので
丁度この市房ダムの上流にある汗の原親水公園にかかる
吊橋を見つけたので練習したいと思います。
高さは大したこと無いので
楽勝でしょう!
ワイヤーが錆びてる様子も無いし
大丈夫よね?
それではカメラのセルフタイマーをセットして
橋の真ん中でシェンロンポーズしちゃお!
用意・・・
ドン!
タッタッタッ・・・
ボヨンボヨンボヨン・・・
ゆらゆらゆら・・・
って、これ、揺れるやん!
セルフタイマーの勢いで
ダァーーって走っていったけど
真ん中に行くまでに怖くなってしまいました。
とりあえず揺れが止まったので・・・
ダムの風景を・・・
(そこはまだ真ん中じゃないのでは?)
でも、しばらく橋の上にいたら
慣れてきたので
今度こそ
イデヨ・・・
シェンロン!
成功!
調子に乗ってもう一枚
ジドリ ↓

これだけ吊橋の上で走れるなら
白水滝の吊橋は楽勝でしょう。
では、市房ダムの外周を走って
吊橋を目指しましょう。
桜が綺麗な市房(いちふさ)ダムの
堰堤から工事で片側通行だった県道142号線へ
反対側から入ります。
時間的に片側通行の時間を待っていった方が早かったのか
こうして回って来た方が早かったのかどうかは
判らないけどダムから入った直後の道は良いけど・・・
やっぱり急に道が細くなって
同じく酷道になったので
回って来ても正解だったかもしれない。
林道になった峠道を少し登ると
山の上に橋らしきシルエットを発見!
ホラホラ!
見えた?
多分、目指してる白水滝の吊橋って
これじゃネ?
な~んだ!
思ったほどでも無いじゃん!
丁度橋を覗いた場所に彼岸花が綺麗に咲く
白水阿蘇神社があったので
ちょっと小休止しましょう。
まだしばらく細い林道を登らないといけないようなので
しっかりストレッチをして
再び酷道に挑む。
野生の鹿を何頭も見ながら
やっと白水滝の吊橋の駐車場に到着!
予想はしていましたけど
誰もいません。
で、駐車場の目の前に橋があると思ってたけど
秘境にある吊橋はそんなに甘くは無くなかったようで
急斜面を下って行くみたいです。
なんか蛇とか踏みそうで
怖いんですケロ・・・(汗)
5分ほど下ると
お目当ての吊橋が見えました。
こんな山奥に作った意味がわかりませんが
とにかく面白そうなので
早速渡って見るよ~~!
さきっと同じように橋の入口にカメラを
置いてセルフタイマーをセットして
用意・・・
ドン!
・・・
・・・
・・・
ダ・・・

ダメです・・・
こんな橋の上、
走れるかぁ~!!
カメラのセットに
気を使って気付かなかったけど
橋の床は透明なアクリル板だし・・・
わ~、どの辺まで走って
シェンロンしょうかな?
なんて思いながら突っ込んでいったけど
下がアクリル板だと気付いて
一瞬で凍り付いてしまいました。
だって、傷が入ってて
白い床だとしか見えなかったんだもん。
割れないと判っていても
小さな傷で下が良く見えないと言っても
そんなの関係なく恐ろしいです。
周りに誰もいないと言うのも
恐怖心を倍増させてるようです。
でも、頑張って橋からの眺めを・・・
山しか見えんけど
ほんと高いんだってば!
ワイヤから手を離さないように
渡って白水滝の上へ
あっ、橋から白水滝が見えてたけど恐怖のあまり
写真撮るの忘れてしまったよ。
なのできちんと渡って滝を
見るとこんな感じな写真をケッパって来ました ↓
(この角度からでも高さがイマイチ伝わらないな)
とりあえず滝の上に行くと
下が見えるわけでも無いみたい。
でも、こんな面白い岩があったよ ↓
くぼみに丸い巨石がはまってるようになっています。
巨大な甌穴が出来る途中なのでしょうか?
では、冷や汗をかいた後は
本当の汗をかきましょう。
5分で下った斜面を15分かけて登ります。
山の上なのにクソ暑いです。
ハァハァ言いながら
カワセミ号まで戻って
いま来た酷道を戻るよ (T▽T)
でも行きと違って帰りって
早く感じるよね。
市房ダムを通過して
湯前町です
そこから最後の目的地へ向かうのですが
途中でやたらとメカニカルな水車がありました
全部、ベルトで連動してて
ピタゴラスイッチみたいで面白い!
そのからくり水車を見た後は
県道143号線へ入ります。
今から向かうのは
土砂災害で山から飛び出した
まん丸な石のパワーを貰いに行くのであります。
土砂に混じって道路に転がった丸石を
石が飛び出した熊本県多良木町の槻木大師堂に祭って
いるようです。
で、そこに向かう道は予想はしていましたが
三桁県道なのでこれまた
やっぱり険道なのでした。
県道143号線から県道144号線を進んで
さらに道は険道のレベルを上げていきます。
しばらく頑張ると「平成 悠久石」の案内板が出てくるので
その指示に従ってカワセミ号と一緒に槻木大師堂へ
着いた~!!
( ▽ )o〇O
かなりの山奥にあるお寺で
村の鎮守様って感じです。
その境内に丸い奴を発見!
あれがパチンコで勝つなどと言われる
とってもありがたい御利益をもらたらす丸石です。
発見当初は「槻木の丸石」と呼ばれていましたが
今は千年の目覚め「平成 悠久石」と呼ばれています。
見ての通り
見事なまでにまんまるでございます。
土砂崩れの時に
土砂から出てきた岩の中で
この石だけが丸かったようで
これは奇跡としか言いようがないでしょう。
(ケッパリ写真です)
石の上には
お金と混じってパチンコ玉が ↓
パチンコで勝ちたい気持ちはわかるけど
ほどほどにね。
パチンコ玉お他はお賽銭かと思ったら
スロットのコンインだし・・・(汗)
お賽銭でお寺の維持などをするのだけど
これを納められても困るよね?(笑)
僕もバイクやBass釣りをやる前は
スロットばかり行ってたのでこのコインの感触が
懐かしいです。
この槻木(つづき)大師堂の境内を見渡すと
ありがたい悠久石の他に
大銀杏の巨木もありました。
太古の生命のパワーと
玉玉からのパワーもいただける
素晴らしいパワースポットですよ
金運大好きなので
いっぱい貰っちゃうよ!
どうせなら持って帰れないでしょうか?

ひ、1人じゃ無理です・・・
バイクに積んで帰りたかったけど
諦めて元来た険道を戻ります。
廃校になった槻木小学校の横を
通って帰るけど
やっぱり帰りは行きより早く感じるね。
思ったより早くまともな道に戻って来れて
今回の秘境探索はこれで終了!
で、何か忘れてる気がするけど
何だろう?
今まで緊張する林道ばかり走ってたので
気付かなかったけど
肝心な事を忘れていました。
そう、
もう夕方なんですがお昼ご飯を食べるの
忘れていました。 ( ̄Д ̄;;
なんてこったい!
食べてないって思い出すと
急にお腹が空くのはなんで?
まぁ、途中で食べようと思っても
お店なんて無かったケロね。
じゃ、人吉から高速に乗る前に
夕御飯と遅い昼御飯を一緒に食べましょう。
ナビに人吉市街地を入力して
後はナビ任せ・・・・
って、コラ!
学習機能があるとは思えないけど
周りに国道や広域農道があるのに
なんでこんな道選ぶ?
で、自力で国道に出て新しいルートを検索させて
無事に人吉の街の中へ
そして人吉で食事と
言ったらココ ↓
うなぎ料理の「うえむら」
んで、何時ものうな重を・・・
やっぱりここのうなぎは臭みが全く無くて
香ばしくてフワフワで美味しいです。
タレも喉が渇くような濃い味じゃないので
疲れた体にも受け入れやすいです。
じゃ、秘境もお腹も満たしたので
人吉ICから高速で帰るよ
大宰府~筑紫野間が工事渋滞なので
小郡ICで降りて
地道で帰還しました。
さぁ!
久し振りにパチンコでも
行ってボロ儲けすっかぁ!
by Minorist Hibiki