![[晴れ]](https://blog.seesaa.jp/images_e/1.gif)
Σ・m= チュンチュン
おはようございます。
長野市で迎えた朝です。
早朝だけど楽しいツーリングに寝坊するわけもなく
まだ活動が始まってない
静かな市街地の真ん中でゴソゴソと出発の
準備をしましょう。
で、今日のメインは志賀高原を走る事ですが
今日は完全なソロツーリングなので
相棒のステファニーの登場でございます。
今日も元気に貼り付いて
励ましてくれ
(バイクがキチャナイ)
事前に信州の朝は寒いとブログのコメントに頂いていたので
冬用のインナーを着込んで
まずはまだ車の走ってない
R18を北上します
千曲川をまたぐデッカイ橋を
渡って中町を抜けます
古い家が残る宿場町を
ゆっくりと走ってるとメタルムシキングを発見!
なんでカムトムシなのかは判らないけど
カッコイイです。
ムシキングの風格を感じます。
今日は一人で寂しいけど
しっかり励ましていただきましょう。

頭ナデナデしてもらって
R403でさらに北上
長閑な水田地帯の中を抜けて
念願だったR292(志賀草津道路)へ入りました。
いきなりテンションの上がる道でした。
湯田中温泉郷を見下ろしながら
道は急に標高を上げるようにクネクネ道へ
変わります
途中には僕の大好きなループ橋の
十二沢橋もあるよ
空に飛び出しそうな橋を
走ってどんどん標高を上げて行くと
景色が高原の風景に変わっていく
ヒァーー!
ここが志賀高原ですかぁ~!
とっても癒される景色だらけなんですけどぉ
![[グッド(上向き矢印)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/145.gif)
R292沿いには無数の池が存在するのだけど
最初に寄った丸池です
トラウトとかおるんかな?
周りは冬から新緑の景色に変わろうとしている
時期みたいでヒンヤリした空気が
季節は平地で言うと春先って感じかな?
でも、日差しは初夏の日差しなので
やはり高地独特の季節感を感じます。
再び走り出しますが
景色を見るのにゆっくりと走りたい気持ちと
コーナーを気持ちよく流したい衝動との
葛藤をしないといけない道だよ
道沿いには九州人が見るとテンションがあがる
白樺と湿原が点在しています。
写真は撮ってないけど
道の側溝みたいな溝にミズバショウが咲いてるのには
ビックリでした。
ヘルメットに中で
「ワァ~、キレイ!」
「ワァ~、池や!」
「ワァ~、また湿原や!」
「ワァ~、雪やん!」
と叫びながら先へ
スキー場の点在する志賀高原から
標高2千メートルを超える横手山
メチャ、空が近いです。
この横手山ドライブイン付近から見る景色も最高!
尖がった鉢山の向こうに
雪をかぶった連峰が見えて
ヘルメットの中で「き、来て良かったぁ~!」と叫ぶ
一人でうるさい九州人なのでありました。
しかも群馬県との県境にある
渋峠に残る雪を見て
我慢できずに遊んでしまうのであります。
九州人は基本的に
真冬以外で見る雪に異常反応します(笑)
スノボとかで見慣れてるけど
季節外れな時期に雪を見ると
触れずにはいられない衝動にかられてしまうのだ
触れば冷たいのは判ってるけど
触って「冷た~い
![[黒ハート]](https://blog.seesaa.jp/images_e/136.gif)
条件反射のようなものだ。
テンションが上がったので
ステファニーにも雪体験を・・・
題・・・[冬眠からの目覚め]
で、この渋峠の気温は9℃
気温一ケタで寒そうですが
日差しが初夏なので全然寒くないです。
もう2週間ほど早く来てれば
両脇にはまだ沢山雪が残ってたでしょうね。
で、この渋峠の頂上には
先っちょ好きなライダーなら一度は
来たいと思う日本国道最高地点があります
2千メートルを超える山のない九州の住民は
これを見てまたテンションが上がるのであります。
なので今日もこのポーズで・・・
イデヨ・シェンロ~ン!
この渋峠からの眺めも最高!
見事な雪渓です
この峠から先は群馬県です。
で、日本地図で群馬県を指差せと言われたら
何処を指して良いかわかりませんが
これから群馬県へ入ります
バイクとの一体感を
感じる至福のひと時を味わいながら
クネクネを走る
雪の回廊はこんなに解けちゃってるけど
この風景の中を大好きなカワセミ号と走れるって
幸せです。
で、このまま何時までも走り続けたいのだけど
渋峠から少し下ったところにある
湯釜へ寄り道
水素ガス発生の注意書きがあるけど
阿蘇みたいなゲートも無いので
登って見ます。
足元を見るとフキノトウが顔を出してる
ここはまだ春が来たばかりなのですね。
で、遊歩道を登ると湯釜に到着
エメラルドグリーンの水が神秘的です
見ての通り火山の火口です。
多分、遊泳禁止です。
火山成分をたっぷりと含んだ水が
怪しい色を発してるけど
湯気は出てないので冷たいのかな?
その湯釜から道を挟んだ反対側には
また湿原があります
まだ野草の時期には早いけど
真夏に来れば色んな高山植物が見れそうだね。
(また来ようかな?)
んじゃ、ここまではメジャールートだったけど
これからは僕らしい場所へ移動しましょう!
硫黄の噴煙が上がる万座高原から
県道466号線(上信スカイライン)へ
熊笹が茂る森林限界付近を走る
林道を行くとこんな看板があります。
先日の居酒屋の御主人が
根曲がり筍を採りに行って遭難して
かわいそうな状態で発見される時は
意外と道からすぐだったりするそうです。
それだけ車も通らないし
背丈以上ある熊笹で視界が無いって事でしょうね。
とにかく車の通る気配がゼロです。
景色は素晴らしいけど
この先でこんな物を見ちゃいました ↓
こ、これって
熊ですか?
腐った木の中にいるシロアリでも
食べようとしたのでしょうか?
リアルに怖いんですケロ(汗)
まぁ、バイクの音で遭遇する事は
無いと思いつつ冬季は封鎖される県道112号線へ
冬季は封鎖されてるので道は比較的
綺麗な方だが
誰もいない信州の山奥へ入っています。
誰も通らない峠なので
熊以外の野生動物にも注意です。
猿や鹿などは当たり前で
やっぱり鹿がいました。

ガードレールと急な山の斜面に阻まれて
ずっと僕の前を走るシカ仕方ないシカ
しばらく鹿に先導してもらいます。

かなり華麗な走りを見せる鹿

時速は35kmくらいかな?
(あまり速くないやん)
その後はその勢いで山の斜面を登って
行きました。
で、その秘境の林道の行き止まりへ到着
丁度長野県と群馬県の境を走る林道で
先の群馬県側はダートとなり
一般車は進入禁止なのでここで行き止まりです。
ここは何処かと言いますと
「毛無峠」
(なんちゅう、名前や!)
この毛無峠には何があるかと言いますと
これです ↓
硫黄を採取していた小串鉱山跡です。
索道の支柱くらいしか残ってないけど
どうしてもこれが見たかったのだ。
なので本日2回目のこれをやっちゃう
もう、この素晴らしい景観に感動しまくりの
廃墟ハンターだったのですが
ここで大事件が起こってしまうのです。
多分、バイクに乗り出して最大のピンチの発生です。
一通り気が済むまで
鉱山跡を散策したので
バイクに戻って移動しようとしたけど・・・・
アレ?
アレェ~~!??
か、鍵が無いんですケロ・・・(汗)
いや、落ち着け響
メットホルダーに付けっ放しでは?
ナイ!
何時もと違うポケットに入れてるのでは?
ゴソゴソ・・・
ゴソゴソ・・・
・・・
ナイ!
ガーーーン!
バイクのキーを落としました
盗難防止装置の関係で
ICチップ入りのキーじゃないとバイクは動かないので
スペアキーは元々存在しないのだ。
かなり広い範囲をウロチョロしたので
見つかりっこ無いよ。
林道なのでバイクを押して戻るなんて不可能だし
携帯は・・・・
やっぱり・・・
どうする?
とにかく助けを呼ぶにも
来た道を十数km戻らないと
どうにもならないです。
(途中で携帯のアンテナが立つとは思うけど)
あぁ、食料はOhIkeさんが買ってくれた
カロリーメイトがあるので良いけど
水分を持って来るべきでした。
と、歩いて戻る覚悟を決めたときに
思い出してしまった!
そう、来るときにみたコレ ↓
ワァ~!
もう絶対熊に食べられるやん。
これは何かのバチ?
何かバチが当たるような事をやったでしょうか?
(かなりあるんじゃネ?)
はぁ・・・
皆さんさようなら・・・・
僕の事を忘れないでください・・・
で、熊に食べられるくらいなら
ダメ元でもう一度バイクを降りてからの行動を思い出して
キーを捜してみます。
う~んと・・・ココにバイクを停めてぇ・・・
興奮したままコッチの方に歩いてぇ・・・
ズリズリとなりながらココから登ってぇ・・・
熊笹の中やレンゲツツジの群生の中で
落としてるならもう絶望だ。
ここでシェンロンしてぇ・・・
ここで岩石コレクションの岩を拾ってぇ・・・
アッ!
あったぁ~~!
き、奇跡です。
バイクの鍵が涙でゆがんで見えます。
日頃の行いが良いので
神様が見ていてくれたのだ。
見送りのメンバーの前でビールを飲んで
見せびらかしたバチにしては酷過ぎると
思ったんだよね。
あぁ~良かった!
ホッとしたので落ち込みポーズの写真なんかを
撮っちゃうゾ!(上の写真ね)
灰色一色だった周りの景色が
青空に見えるようになりました。
いや~!
誰もいない山奥って
デンジャラスゥ~~!
(調子の乗ってるとまた落とすぞ)
結局、数メートル移動しただけで
携帯が通じることが判ってしまったけど
今思うとJAFなんて呼ばなくて済んで良かったです。
来た道を戻って
再び志賀草津道路を走って
草津方面に向かいます。
有毒ガスが発生してるため
駐停車が禁止になってる殺生河原を通って
草津温泉へ
温泉には入らないけど
せっかくなので草津温泉名物の
湯畑を見て行きましょう。
熱い源泉を冷やすための施設だけど
さすがにここは観光客がいっぱいです。
湯畑の源泉部分を見ると
硫黄の結晶がびっしりと付いています
覗き込むと顔に熱気を感じるので
かなり熱そうです。
草津温泉を出たカワセミ号は
R292からR144(R406)経由で浅間山方面へ
向かいます。
嬬恋村から左折して
鬼押しハイウェイ浅間白根火山ルートへ
リッチに有料道路を走ってみます。
しかし、午後から各地で夕立の天気予報通りに
前方には雨雲らしい黒い雲が・・・(汗)
もともとツーリングの日程はすべて
天気不安定の予報だったので
カッパ走行は覚悟してたけど
メンドクサイので降らないなら降らないでほしいよ。
で、ゲートを通過して樹海のような風景の中を走るけど
僕の周りだけ晴れています。
樹海の中にはペンションや別荘がいっぱい
素敵なビレッジもあって
マスツーリングでこんな所に泊ってみたいかも。
森の中は九州ではあまりみない
草蘇鉄みたいな植物がいっぱいです
これの新芽が天ぷらにする「こごみ」なの?
で、先へ進むと鬼押出し園があるので
ここに寄って雨雲を回避したいと思います。
で、この鬼押出しなんだけど
浅間山の溶岩がゴロゴロしてて
大自然を間近でみることが出来ます。(有料ですケロ)
これが世界三大奇勝の鬼押出しの溶岩帯です。
ちなみに誰か決めたか知らないけど
後の二つは福井の東尋坊と四国の土柱らしいよ。
浅間山は夕立雲に覆われていて
ゴロゴロと雷が鳴っていますが
何故か僕のいる鬼出岩の周りだけまだ大丈夫みたいです。
溶岩帯から樹海方面を見ると
ポツンと観覧車だけが飛び出てる
なかなか良い眺めじゃないでしょうか?
雨が降るならここにはレストランもあるし
今の内にザァーーっと来てほしいけど降らないので
時間潰しのため仕方なくレストランでカレーを食べました。
で、状況は変らずに周りは雨が降ってそうで
ここだけ晴れてる。
仕方ないので
園内を散策すると溶岩の隙間に
野草が咲いています。
ツツジ科のツガザクラかな?
スズランみたいでかわいいです。
しばらく園内を回って
売店でこれを買って出ました。
鈴ジャラジャラのストラップ(笑)
しかも金運! (選択がダークだな)
落としても判るようになるべく五月蠅そうな奴を探すと
この幸運のブドウシリーズを見つけました。
色によって恋愛運や学問、健康などに分かれているようです。
で、金運を選びました
災い転じて金運を手にする作戦なのであります。
と、このままここにいても先へ行けないので
とりあえずカッパをすぐ出せるようにして
出発して見ることにしました。
すると道は濡れてるけど
雨が上がった直後みたいでカッパも着ること無く
そのまま軽井沢まで行けちゃったよ。
本当はここで昼食の予定だったけど
ここはデートする場所だな。
では、本日、行く予定だった場所へ行きましょう!
シルエイティが走ってそうな碓氷峠です。
路面はそんなに良くないので
バイクでは攻めれませんが
別に峠を攻めに来たわけではなくて
路肩にバイクを停めて森へ
う~ん・・・
ここは別レポだね。
ツーリングなので全部を見るの無理でしたが
一番のメインの部分だけは見てきました。
碓氷峠第三橋梁
廃線になったJR信越本線の跡で
煉瓦の変電所などは見れなかったけど
とりあえず見やすい場所だけは見てきました。
もう、この連続したトンネルだけでもテンションが上がります。
なので本日3回目の自撮りポーズ!
イヤ~~!
素晴らしい!
このトンネルをずっと行くと変電所や
横川駅まで続いているのですが
今回はココだけ。
元来たアプトの道を戻りますが
途中で野鳥発見!
見たこと無い奴だ!
コンデジなのでこれが限界だけど
カケスでしょうか?
羽の付け根の青がとっても綺麗です。
とてもカラスの仲間とは思えない綺麗さですよ。
写真は撮れなかったけど
オナガなどいっぱい野鳥が見れるいい場所です。
めがね橋まで戻って
碓氷峠を下り切ると横川駅で
その横に鉄道文化むらがあったので
休憩ついでに入ってみる。
休憩なのに500円を払うけど
色々と車両が展示してあって面白いです。
D51
あれ、どの車両の中だっけ?
床が木なんだよ~!
もちろん見学自由なんで
椅子に座って指差呼称しながら
「出発進行!」なんて言ってもOK
地元の平成筑豊鉄道で走らせてみたい車両もあったり
とうぜん、ヤッターマン乗りもやり放題です。
いったい、これの何処が休憩なんでしょう?
着いた時より汗をかいて
鉄道文化むらを出ました。
さぁ、今日の宿探しの始まります。
まったく下調べも予約もしない旅でございます。
(決めてたら絶対そこに行かないと行けないのがイヤなのです)
鉄道文化むらのチケット売り場の
お姉さんに軽井沢方面と反対では
どっちが泊れる所が多いですか?と聞くと
軽井沢は観光用の宿泊は多いけどビジホとかは少ないので
反対の安中市(あんなか)方面の方が良いと言うので
安中市方面を目指します。
妙義山の横を走るR18で安中市を通過
あれ?
通過?
もうちょっと先まで行って見ようかな?
すると先に街が見えたので
そのままR18を行くと東京まで100kmの表示が出ます。
えっ、そんな所まで来ちゃってるの?
着いたのは高崎市
川を渡ると埼玉県みたいです。
大体、群馬県が何処にあるのか知らないまま
走ってるので自分の位置が良くわかってないのだ。
思いのほか遠くまで来てしまっています(笑)
さすがに高崎市は大きな街なので
簡単にホテルをGET!
んで、街中散策は
早朝からいっぱい遊んだので
ホテルの近くにあったつけ麺屋で済ませちゃいます。
でも、これがアッサリコッテリしてて
美味しい!
そして今日もこれを忘れずに補給しましょう ↓
プッハーー!!
あぁ、ご馳走様
明日は戻る日なのでほどほどにして
さっさと寝ます。
miyomiyoさぁ~~ん!
明日はヨロシク~~!!
3日目に続く