盆も正月も無くて

ましてはゴールデンウィークなんて何?って感じの

平日ライダーの僕ですが

やっとまとまったサボリウィークを見つけたので

去年行けなかった信州へと行きたいと思います。




予報では晴れマークは出てるけど

雷雨が付き物みたいな概況なのだが

もう雨でも気分は信州スイッチが入ってるので

カッパを着てでも出かける気合十分なのであります。



でも、とは言ってもやっぱり雨は降らないに越した事はないわけで

晴れ男の僕にプラスして幸運と晴れを呼ぶと言われている

ちゃつステッカーととり天珍婚ステッカーをしっかりと

貼って出かけます。

1 晴れを呼ぶステッカー.JPG


特にとり天珍婚ステッカーは一度地面に落としているので

剥がれないようにセロテープで補強します。

(無理やり貼り付けられてる感じもするが・・・)




チェーン清掃などしっかりやって

昼過ぎにのんびりと出発!

1 さぁ!家から出ます.JPG


近所のダムから一山越えて

フェリーの時間までたっぷりとあるので

「せふりの」でオヤツを食べて行きましょう。



3 せふりのでオヤツ食べていきます.JPG


が、しかし僕の大好きなタダコーシーが無くなってて

ガックリ・・・



タダの魅力はなくなったけど

ここのコーシーは美味いので

しっかりお金を出して良い時間潰しをさせていただきました。




では平尾台を越えて

港へ向かいましょう!


4 九州の景色を焼き付けて出発しよう.JPG


みやこ峠を抜けて

阪九フェリー乗り場のある新門司港へ到着!




ターミナルにバイクを停めて

乗船手続きをしようと思ってると

tonojiさんがネクタイ姿でやってきた。




アレ?

めにまるさんも早速傷を入れたカナブン号で

やってきた。



んで、OhIkeさんも・・・




4 お見送りに来てくれました.JPG


マイナリストって仕事をサボるのが

長けてる人の集まりなんじゃないかと

思ってしまうのであります。



サボッて信州へ行く僕を

サボッてお見送りをする

サボり集団なのでした。



でも嬉しいよね。





乗船手続きを済ませて

出港まで待ちきれずに叫んでみます。


叫びます.jpg

(tonojiさん撮影)

今から行きます.jpg


と、こんな感じで良いしょうか?




もう、早く行きたくてウズウズしてると

乗船の案内があったので早速乗り込みます。

5 あのパックリ開けた口から入ります.JPG


パックリ開いた口から入って

カワセミ号を固定してもらいます。


6 しっかり固定してもらいましょう.JPG


2等指定A(個室)に荷物を置いて

普段着に着替えて

上の甲板に上がります。




あっ、これ買っておかないと・・・・


6 見送られてるのに目の前で飲むのだ.JPG


サァ!


わざわざ時間を作って

お見送りしてくれてるメンバーに見せびらかすように・・・


カンパ~イ!


DSC01134.jpg

(tonojiさんからケッパリ)


ゴクッ[ビール]ゴクッ[ビール]ゴクッ[ビール]



ヒャ~~!!

ウマイ!

(↑ おまえ絶対バチが当たるぞ)





しっかり見せびらかして気が済んだので

お次は大事な大事な儀式をします。




オ~イ!

良い?



投げるよぉ~~!!



7 とっても周りから注目を浴びます.JPG


これをやらねば!




周りにいた乗船客から

笑われています。



隣にいた外人さんからは

「Oh!バイバイね」と言われたよ。





そんなちょっとコッ恥ずかしいテープ投げですが

エボエボさんも駆けつけてくれて

僕の旅立ちはとっても感動的な時間になりました。


最高にこっ恥ずかしい見送られ方だけど嬉しい.jpg


テープで繋がった仲間の絆が

僕にさらなる元気をくれます。



しばらくすると船のロープが外され

出港となりました。

8 出航します.JPG



少しずつ岸から離れて

繋がったテープを放します。




みんな、ありがとう!
みんなの分もいっぱい楽しんでくるからな~!



お互いに大きく手を振って別れを惜しみます


感動の別れ.jpg



と、感動の別れの後も

しばらく気持ちの良い風の吹く

甲板で見慣れた街を海から眺めます。

10 もやで霞んでいます.JPG



まるで早朝のように霧がかかったような風景です。



9 九州から離れます.JPG


大浴場に入って

レストランでまた生ビールを飲んで

エピローグは終了!

11 明日に備えて寝ましょう.JPG


(∪。∪)。。。zzzZZ







そして翌朝 [晴れ] 

∑・m=  チュンチュン





12 只今神戸の沖あたりです.JPG


目を覚まして甲板に出てみると

朝日が射す神戸沖でした。




船内で簡単な朝食を済ませて

案内にしたがって車両甲板に降りて

カワセミ号に跨ります。



大きく開いた船の口から出ると

あっ!



7 ヒャ~! 予想外のお出迎えです.JPG


なんか、いっぱいお出迎えがいるんですケロ・・・





かざぐるまさん、始めまして!



しかもこの旗には参りました(笑)

8 感激です.JPG


もう、コッ恥ずかしさ倍増です。



でも、めちゃ、嬉しいです。




nさんもはじめまして!

同郷な繋がりもあって会えて嬉しいです。


そして、何だか最近会ったばかりな気がするけど

barbieさんmicyuさん

仕事前にお出迎えありがとう。



なので早速集合写真をと思ったら

なんとかざぐるまさんはバイクで来た振りをして

実は車で来てたよ。



なのでバイク4台と5人で集合!

奇跡の集合写真.jpg


かざぐるまさんが仕事のため

そのまま離脱して残ったメンバーは

行ける所まで一緒に走ってくれるそうです。


10 nさんの先導で早朝のプチツースタート.JPG


nさんの先導で僕の信州ツーリングの初日はスタートします。





僕の大好きなコンビナートが見える高速

11 僕の好きなプラントの横を走ります.JPG


2年前に月光14thさんに先導してもらった時の事を

思い出します。


12 天気も良いみたい.JPG



南港大橋を渡って

13 南港大橋を渡ります.JPG


途中で道がちゃうんやないかぁ?

となったけどbarbieさんの携帯のナビが

優秀でそのまま走り続けます。


14 大阪らしい風景.JPG


無事に名神に入って

最初の桂川PAで小休止を致します。



その後は仕事があるので京都で

barbieさんとmicyuさんはお別れです。

barbieさん仕事頑張って.jpg


仕事なのに来てくれて

ありがとう。



micyuさん、またね.jpg

micyuさんを拉致って

一緒に行きたかったけど

それまでに沢山barbieさんから桃紙を貰ってるので

丁重のお断りされました(笑)





で、nさんは休みと聞いていたので

一緒に黒部に行く?と聞いたら

さすがにソコまでは無理と言われちゃった。



でも先の関ヶ原までは一緒に走ってくれて

楽しかったよ。



15 ビーチボールですか?.JPG


別れる前にサービスエリアへ寄ったけど

改めて近くでnさんのVロットを見ると

タイヤ デカッ!




マタガリ~タして良いと言うので

跨ってみたけど僕ってこの系統のバイクって

似合わないんだよね(汗)

17 似合わないんだな、コレガ.JPG

ホラ・・・[たらーっ(汗)]




バイクに完全に負けてるのであります。




nさんは元、僕の住んでる近所にいた

関係で地元ネタで盛り上がりますが

そろそろ僕は先が長いので出発です。


13 同郷の仲間です.JPG


ここまで先導ありがとう!




ここからはソロツーリングとなります。




東名高速を走り

小牧Jctから中央道へ入ってちょっとすると

お腹が空いたのでbarbieさんから貰った

土産を開けます。

18 barbieさんからのお土産.JPG


おっさんが持つには勿体無いような

包みを開くとおにぎりと

パリパリの焼き海苔が入ってたよ。

19 パリパリの焼き海苔まで入ってる!.JPG

嬉しいなぁ~



距離を稼ぎたかったので

とってもありがたいキティちゃんの中身でした。




お腹を満たした後は

気持ちの良い中央道をひたすら走りますが

途中で大型トラックが横転してたよ。

20 気をつけましょ.JPG


こわっ!


気をつけよう。





そういえばコチラの高速道路って追い越し車線を

ずっとそのまま走る車が多過ぎで戸惑います。




雪をかぶった駒ケ岳を見ながら

「オォー!信州らしいぞ」と叫びながら

先へ進みます。

21 中央道の景色は良いです.JPG


長野道に入って

豊科ICで高速を降りて国道を避けて

山裾を走る県道25号線へ

23 空気は春先の空気の香りがします.JPG


周りは春なのに

こうして雪をかぶる山を見ると必要以上にテンションが上がる

九州人なのでございます。




なのでもっと近くて雪山を見たいと思って

穂高町で適当な道へ入ると森に入ってしまって

山が見えなくなってしまうんだけど

栗尾山満願寺の微妙橋という橋に行き着きました。

15 屋根つき橋.JPG



屋根付きの古い木造の橋で

高野山の「無妙橋」と越中立山の「無明橋」を合わせて

日本三大霊橋の一つらしい。



偶然に入った路地で良い物に出合ったのも

何かの縁なのでしょう。




なので久々にこのポーズ!


17 久々にこのポーズ.JPG

(女性カメラマンさんに撮ってもらいました)


撮ってもらって御礼を言うと

「面白いので私にも撮らせて」と言われて

また同じポーズを取ります(汗)


その後は橋と走ってるバイクを撮りたいので

道の真ん中を走って下さいとリクエストされたので

そのまま真ん中を走って元来た道を戻りますが

数人いたカメラマンが一斉に僕にカメラを向けるので

ここでもこっ恥ずかしい思いをします(笑)


24 国道を避けて裏道です.JPG


県道に戻って道なりに北上



すると九州とは違う

雪解けの水が流れる川がいっぱいです。

18 リズムを刻む川.JPG


一定に間隔で段差が入ってて

ずっとリズムを奏でながら流れる川



その先には釣堀も併設された川もあって

鯉のぼりがビッシリとぶら下がっていました。


19 雪解け水の上を泳いでいます.JPG


なびいて無いので先までビッシリと

鯉のぼりが泳いでるのが見えないけど

熊本の杖立温泉並です。(スポンサー名は入ってない)




駐車場にもいっぱい鯉のぼりが泳いでいます。

安曇野の釣堀.jpg



ここで水分補給を済ませて

県道306号をさらに北上します。

25 快適すぎる!.JPG


しばらく長閑な風景の中を走ってると

高瀬川の景色にまたストップしてしまった。




21 2年越しの信州に感動.JPG




雪解け水の独特の色と

ダイナミックな水量が

「信州」って感じだね。


周りは2千メートルを越える山だらけなんで

そこから流れる水もかなりの量になるようです。

20 信州らしい景色だ.JPG



こんな護岸に手が入ってなくて

原生林のような森の中を

青白い水が流れる川って貴重かもしれない。

22 ずっと見ていたい景色です.JPG

雑魚いるかな?



雑魚って言うより住めるのは

トラウト系だけかもしれないね。





その高瀬川沿いを走って

黒部ダムへ向かう大町アルペンラインへと

入って行きました。

27 両脇は新緑です.JPG


九州ではもう終った眩しいほど綺麗な

新緑の中を走れるって幸せです。




野生のカモシカも見れたよ。

28 カモシカです.JPG


普通の鹿なら良く見るけど

カモシカって初めて見た。




こんなのがいきなり道路に飛び出して来たら

恐ろしいのでペースを落として

注意して走行します。


29 どんどん雪山が近くになってきます.JPG



雪山がどんどん迫ってきます。



32 山奥の鉄橋.JPG


途中にある鉄橋も

バックの雪山に良く似合っています。

33 砂防からは雪解け水があふれています.JPG


鉄橋から横を見ると

砂防ダムから雪解け水が

溢れ出ていましたが

何処を見ても全てのスケールがデカイです。





と、こんな風にキョロキョロしながら

走ってると何時の間にか扇沢駅のトロリーバス乗り場に

着いていました。

22 やってきました黒部ダム.JPG

修学旅行以来なので

懐かしい!と叫びたいところですが

遠すぎる記憶なので

もう初めて来たと言ってもいいかも。




ここで往復のチケットを買って

トロリーバスに乗ります。



23 修学旅行以来のトロリーバス.JPG


説明は要らないと思うけど

電気で動くバスです。




24 エンジンの音がしないので不思議な感じです.JPG



バスに乗り込むとエンジン音がしないまま

動き出すので変な感じがするけど

路面電車の車輪の音がしないバージョンだね。



走り出したトロリーバスは

すぐに長さ5.4kmもある関電トンネルへと入って行くのだけど

これがスゲー飛ばすのです。



メーターは見れないけど80km以上出てんじゃない?



なので写真も撮れずに

くろよんダムに到着!






27 ケロヨンダム.JPG



放水は今月末からなのでやってないけど

人の英知の結晶である巨大建造物は

やっぱり感動だね。



修学旅行の時も多分感動はしてると思うけど

今の方が数倍感動していると思います。



この素晴らしい眺めを見ながら

山イチゴソフトを食べちゃうぞ

26 最高のロケーションで山イチゴソフトを食べる.JPG



もう6月なのにこんなに雪に囲まれて

冷たい風が吹く中で食べるソフトは格別だ。



28 ダムの奥はまだ冬だ.JPG


雪が大地を削った雪解け水は

独特の色を発して黒四ダムに蓄えられます。



何リットル入ってるんだろう?

(2億トンらしいですゼ)



堰堤の高さは186mもあって

堂々の日本一なのだ。



難工事につぐ難工事の末、完成したダムだけど

その目もくらむような堰堤の横の絶壁に

何かの遺構が残ってる

29 恐ろしいところに何かの施設があります.JPG


どうやって行くん?



で、駅にあった写真 ↓

33 真似できないです.JPG


同じ場所?




罰ゲームでも絶対歩きたくない場所です。



ほんと大変な建設現場で

ダムを造るにはあまりにも過酷な場所に

挑む当時の男達に頭が下がります。

30 工事風景.JPG


今なら巨大な掘削機を入れれさえすれば

比較的に楽なのでしょうが

当時は雪深い山岳地と膨大な地下水などとの

戦だったのでしょう。



そんな巨大プロジェクトに敬意を表して・・・

31 ここでもやる.JPG


(本日2回目)



そんな危険な現場ゆえ

殉職者も多く出たようで

ダムの堰堤脇には

慰霊のモニュメントもありました。

偉業を成し遂げた方達.jpg


僕も穴掘りを手伝います。




と、こんなに凄い邊所なんだけど

駅の中はこんな風に別世界な感じだよ

32 凄いところにあるとは思わせない駅の中.JPG


何も苦労しないで

この風景が見れるって

便利になったもんだね。


それではまたビュンビュン飛ばす

トロリーバスに乗って下ります。




扇沢の駐車場のおじさんから

長野市内へ行く良いルートを教えてもらって

ケロヨンダムを後にしました。



34 白馬方面へ.JPG


教えてもらった県道31(大町街道)から

白馬方面へ北上して

R19で長野市街地へ



35 松代です.JPG



松代にある大本営跡の地下壕は

時間が間に合わずに入れなかったので

松代の城下町をブラブラと散策



36 松代の武家屋敷.JPG


バイクを降りての散策も考えたけど

今日は移動日だったので

これで散策を終えて

市内を目指して寝ぐらを確保しに行きましょう。


37 長野市街地へ.JPG


一方通行だらけの市街地に翻弄されながら

寝ぐら確保!


38 ホテル到着.JPG


長野リンデンプラザホテルに

カワセミ号の場所と僕のベットを確保して

シャワーを浴びて着替えて市街地へGO!




下調べもしてないので

適当に居酒屋を見つけて入ります。

40 居酒屋です.JPG


で、飛び込みで入って見た

居酒屋だったのだけど信州らしいメニューが

豊富でどれも美味しそうです。



で、まずは信州サーモンを肴に生ビール

まずは乾カンパァ~イ!.jpg

ップッハ~~!!   最高!



信州サーモンもさっぱりしてて美味い


確か、ニジマスとブラウントラウトの交配種だっけ?



で、山菜の天ぷらなんだけど

41 山菜の天ぷら.JPG


こごみ(草蘇鉄)や見たことの無い葉っぱが

入っててどれも美味い。 (大好物のタラの芽もコチラでは今が旬)



そして酒のつまみに最高だった

初めて食べる根曲がり筍

40 見たことの無い根曲がり筍.JPG

焼いた細い筍の皮を剥いて信州味噌を付けて頂きますが

ホフホクして美味いです。



ただ、皮の剥き方が悪いと

ガジガジの笹を喰ってるパンダみたいになるので

注意です。



よく、山奥へ山菜採りに行って遭難するのは

大体この根曲がり筍を採ってる時らしいです。



寒い地方の山菜みたいなので

これを食べるならコチラ方面に来るしかないね。



それと最後に

信州野沢菜茶漬けで〆させていただきます。

42 野沢菜茶漬け.JPG


これでご馳走様をするつもりだったけど

ご主人からのサービスで安曇野のリンゴを頂きます。

43 サービスしてくれました.JPG


う~ん、満足な1日目でありました。






んじゃ、ホロ酔い気分のまま

2日目に続く! 

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