前回のプチツーリングでえふの花祭りに行った時の会話で
かおりんが山口県の須佐にあるホルンフェルス断層に
行きたいと言う話が出てたけど
かおりんのブログにこのホルンフェルス断層に行く
妄想コースがUPされた。
あれ?
行こうと言う話しにはなってたけど
その話が出てからこんな記事を出すってことは
「誰かハヨ企画せんかいっ!」って事なのでしょうか?
こ、これは急いでタイムスケジュールを計算して
御飯のポイントを探してっと・・・
う~んと、う~~んと・・・・
よし!
でけあがり!
[4月3日
朝8:30にめかりPA集合!]
って事でバタバタと組み上げた
企画通りにめかりPAに向かいます。
ここでは昨日ドライブシャフトを交換したばかりのoiさん(XJ750)をはじめ
NEWバイク(Z1000)で登場のtonojiさん、
晴れて自粛から開放されためにまるさん(CB1300SB)、
大阪出張からか帰ったばかりのmasaさん(XJR1300)、
今日は存分に高速ツアラーの本領発揮が出来そうなこうさん(CBR1100XX)、
で、先週行ったばかりだけどOhIkeさん(FZ1)、
で、何を思ったか鹿児島から真っ暗な時間から出てきたSHIHOちゃん(CB400SB)、
最後にこのツーリングの妄想を企てたかおりんプロデューサー(F800ST)
そして僕のカワセミ号を合わせて9台で九州を離れ
本州へ向かいます
はい、企画はかおりんですが
企画書を書いたのは僕ですので
何時も通りに僕の先導で出発
高速走行は手短に終わらせたいので
すぐに小月ICで降りて国道で・・・
と、インターを降りてちょっとするとOhIkeさんが
先頭まで来てoiさんが来てない事を聞かされます。
あれ?
全員ETCゲートを通過したのが見えたんだけどな?
停まって電話してみると
前日組み上げたドライブシャフトから
ガシャガシャ音がするので大事を取って
引き返すと言うことです。
多分、誰ともまともにしゃべって無いまま
リタイヤとなりました(汗)
(下道とフェリーで無事に帰れたそうです)
気を取り直して走り出したけど
天気予報に反して曇ってる(汗)
寒くてトイレが近いので早速
道の駅蛍街道西ノ市でトイレ休憩
バイクの特権を生かして
タイムショックみたいなベンチのある
トイレに横付けして用を済ませて
さっさと出発!
しばらく曇りで寒いR435を北上していたけど
徐々に晴れてきた
まさかoiさんが雲を持って来てたのでしょうか?(笑)
晴れてくると
暖かくなるし
テンションもアゲアゲ
R435から県道39号へスイッチするのだが
地図を見るとショーカットできそうな道があったので
適当に入ってみるが・・・
細っ!
でも実はこんな道大好きなんだよね。
みんなを引き連れていることなんて
お構いなしで細い抜け道を堪能
まぁ、対向車に気を付けないといけないのは
先頭のわたしか?
で、この県道269号は
どれくらいマイナーな抜け道かと言うと
明るいのに普通に鹿が横の斜面を歩いていました。
夜に行くと夜行性なんで
鹿だらけの道かもしんないよ。
県道269号で県道39号に入って
R191で一瞬海を見た後は
広域農道のみのりロードに入って
一気に距離を稼ぎます
海は見えませんが
最速で油谷島へワープできる道だよ
引き続き北浦広域農道で油谷島のある向津具半島へ
島の稜線に道が敷かれているような形なので
アップダウンが多くてバイク向きの道です
この道から見える
油谷湾が綺麗だ
棚田に全部水が入ったらまた格別な
風景になりそうだね。
って、この写真を撮ってると
緑のマシーンが!
え、こんな所で?
404さんでした。
絶対どこかで普通に合流すると思ってたけど
まさかこんなマイナーな場所で会うとは!
再び9台になって
油谷島を目指します。
妙見岳の風車を見ながら
県道357号で海沿いの気持ちいい道を走る
元日本海軍のスリップの横を
通過して細い島道を行くと
油谷島のニキビみたいにくっついている
俵島の付け根に到着!
ヒャ~~!
天気が良いので海がメチャクチャ綺麗
ほんと何にも無い場所なんだけど感動
こんなマイナーな場所に
こんなにバイクが来ることってないよな。
このバイクを停めた場所からは
角島大橋がこんなアングルで見えます ↓
ちょっと遠くて霞んでるけど
この角度で角島大橋を見るのは初めてです。
眼下の海を見ると
俵島つながりの柱状摂理の島が
よく見えます。
徒歩じゃ近づけそうに無いです。
そこから404さんの提案でもっと俵島が綺麗に見える
ポイントまで移動してみる
ちょっとクネクネを走って
道が登り始めた所で
展望が一気に開けた
石柱摂理で出来た俵島です。
引潮だとどうにか渡れそうな島だよ。
小さな灯台が石積みの灯台とかなら
行ってみたいけど今日のところは眺めるだけで満足です。
で、綺麗な景色に感動したので
何度もするであろう本日一発目の集合!
ええとこやろ?
昔SRV250で一周して以来だったけど
みんなで来ると楽しいね
(その時は一周するだけで精一杯で角島大橋や俵島も気付かずにスルーしちゃってた)
島を一周して北側の海岸が見えてきたけど
とにかく海が綺麗
日本海じゃないみたいでしょ?
砂が白いからかな?
かおりんプロデュースのコースで
油谷島はコンプリートしたので先へ進みます。
元来た道を戻ってR191へは出ずに
黄波戸経由で回り道してみた
漁港でなにやらイベントがあってるのを
見ながらR191へ
後は地道に国道を走るのだけど
途中、三隅から無料で走れる未開通の有料道路が
あったので何処に繋がるか知らないけど
OhIleさんが行けると言うので行って見た
とりあえず開通するまでR191のバイパス扱いのようだけど
これは速い!
三見まであっと言う間で
気付けば萩に入ってます
で、この萩を抜ける時に国道がカクカク曲がってるので
嫌いなんだけど
今日はヘンテコなルートで抜けてみたけど
これがヘンテコだって気付いているのは
OhIkeさんくらいか?
それでは萩の桜の前で・・・
北九州市内はもう散り始めているけど
海沿いはちょうど今が見頃みたいだよ。
それでは反射炉も見たし
折角なので
紹介用の集合を撮っちゃいましょう!
こんなメンバーでかおりんの妄想を辿っています。
(観光客をイメージしてノンポーズです)
ではお腹が空いたので
お昼ごはんのお店へGO!
R191を再び北上するよ
コバルトラインと呼ばれるだけあって
海がめちゃ綺麗なのだ
真っ青な海を真横に見ながら
走るのは気持ち良いけどこれがバイクだと
更に気分爽快です
と、綺麗な海に感動しながら走ってると
海岸にゴロゴロと飛び出ている
岩場の天辺にミサゴ発見!
あぁ~、デジイチ持って無い時に限って
遭遇するんだよな~
もう他にいないか探しながら走ってると
お店に到着!
阿武町にある「創作料理ちっぽら食堂」にお邪魔します。
前日にタイムスケジュールを練ってる時に
萩から須佐の間で昼になるので
どこか良いお店がないか調べてたらHITしたので
人数が入れるかだけ確認の電話を入れて見ると・・・
「いや~、ツーリングのお客さんを待っていたんですよ!」
「もう、バイクの方が来てくれるの初めてなんです」
と言われちゃったらもう確認だけじゃなくて
「お願いします」って言うしかないよね?(笑)
で、手厚く奥の座敷に通されて
全員何故か「掻き揚げ丼」を注文
待ってる間に404さんが僕らに遭遇する時の為に
用意したウエルカムボードを見せてもらいます。
嬉しいねぇ!
でも、普通に出会っちゃったので出番なしだけど
この手作り感が嬉しいよ。
どうせなら背中に貼って走って貰いたかったな。
で、しばらく待つと掻き揚げ丼登場!
器のデカさが半端じゃないけど
掻き揚げ丼の大きさは普通
でも甘い玉葱がメインの掻き揚げは美味い!
パクパク食べれます。
で、バイクで来た僕らに特別サービスとして
イカそうめんのお通しとデザートが出てきたよ
ブルーベリーのムースで
大きさも食後にちょっと食べたいと思う
大きさでとてもありがたい一品でした。
ありがとうございます。
で、ここはなんと全員分をめにまるさんが
出してくれました。
ワ~~!
「ご馳走様~~!!」
で、さらにお店を出ようとしたら
ご主人さんにマジックを手渡されて
生まれて初めてサインを求められました(笑)
お店の壁にチーム名を書いてくれと頼まれたので
書きますが人の家の壁に落書きするのって
なんか緊張するんですケロ・・・
僕じゃなくて
もっと字が上手い人に書いて欲しいです。
で、一応メンバーの名前も書きました
壁に落書きしてる罪悪感で細字で書いてしまったけど
Minoristoのロゴは太字で書くべきだったかな?
とてもライダーに好意を持ってくれてるお店ですので
僕からもお願いしておきます。
「このサインに続け~!」
お腹を満たしたマイナリストは
最大目的地であるホルンフェルスへ直行します
引き続き北長門コバルトラインを走り抜けて
須佐まで行くよ~
ネズミ捕りしてる路線だけど
ハイペースな車にくっ付いて(盾にしてとも言う)
スグに須佐に着きました。
国道から手前のわき道から入ったので
漁港の細いクネクネを通って
到着!
晴れてるのでシマシマがクッキリ見えるよ
バイクを停めて遊歩道を歩くけど途中で
崖から直接海に落ちる滝がありました。
天気は良いけど波が時化てて
岸壁に当たった波がドドドーー!って凄い音を出しています。
で、目的のシマシマです
タダの地層ではありません。
白亜紀の接触変成作用で形勢された
ホルンフェルスと呼ばれる物で
断層と海食崖で今の姿になっている
珍しい地形なのだ。
そんなシマシマのホルンフェルスで撮る格好と言えば
当然、シマシマの服を着て行かないとね
ほら!・・・・って
シマシマの服着てるのって僕と
めにまるさんと404さんだけじゃん!(汗)
滑って転ばないように
遊んでシマシマの上の絶壁からの展望をどうぞ ↓
これぞ断層って形になってるけど
めちゃ、高くて恐ろしい場所です。
崖っぷちから下を見ると
飲み込む獲物を待ってるかのような
大波が渦をまいています。
そんな大自然が産み出すパワースポットから
今日もパワーを頂きます。 (命がけです)
いっぱい大自然のパワーを貰って
かおりんプロデュースのコースに沿って
次は津和野!
R315を快走します
日本にある快適な国道ランキングがあるとしたら
上位に入るかも。
オレンジ色のガードレールが
白に変るとそこは島根県です。
鹿児島から来てるSHIHOちゃんは
参加するだけで「快挙」だったけど
日帰りで島根県まで来る「暴挙」を達成しましたよ。
R315から快適な県道13号で津和野入り
城下町だよ~
でも、津和野は寄っただけで
観光は無しです。
今からこれを追いかける為の
スタート位置に着いたに過ぎないのだ
今回もやります
SLの追いかけっこ
鉄ちゃんと観光客にすっかり囲まれた
津和野駅のSLを確認して
先回り
徳佐駅の次の地福駅の先の農道で
スタンバイ
で、ここでまた新たなやらかし隊が産まれました。
「あ~~!」って声がする方を見ると
404さんのヘルメットが一人で転がって行きます。
(ヘルメットって転がるとスゲー転がるぞ)
かおりんが404さんの生首を救出に向かっていますが
路肩にスタンドがジワジワとめり込んで
時間差でバイクが倒れたみたい。
土の上だったので
ヘルメットが転がった以外は無傷でよかったね。
騒動が一段落してみんなヘルメット星人のまま
待ってると汽笛が聞こえてきた
遮断機が鳴り出して
SLの姿が見えてきたのでみんなエンジンON!
スタート~~!!
こ、このバックショットが撮りたかったのです。
しかし今日は珍しくDD51と重連ですが
機関車はC57とC56が運行してるけど小さい方の
C56だったのでお手伝いの為にDD51がくっ付いてるようだよ。
昭和14年に作られた川崎重工製の蒸気機関車で
小さくて可愛いので「ポニー」と呼ばれていた車両らしい。
1kmほどの農道を並走して
R9を突っ走って篠目駅まで先回りしました。
計算通りに長門峡駅の手前で追い抜き
先回り成功!
ここはSL用の赤煉瓦の給水塔が残ってるので
大好きな駅なのだ。
SLもここでは乗客を降ろして
撮影タイムも取ってくれるようだよ。
そして何時もより長く
汽笛を鳴らして出発して行きます。
今日は燃料の具合が当たり日らしくて
爆煙です。
小さいながらも蒸気を噴出し
爆煙を吐きながら加速する迫力の発車シーンを
感動しながら見送る
あぁ・・・
かおりんの妄想にはSLなんて書いてなかったけど
これでよかったのかな?
完全に僕の企画になってない?
美しい黒い車体は
独特の香を残して姿を消して行きました。
最後尾から手を振る
子供以上に手を振ってお見送りする
で、SLが行っちゃうと
いっぱいいたカメラマンもさっさと撤収して
誰もいない駅になりました(笑)
駐車場でマッタリしていると
tonojiさんから栃木のお土産を頂きました。
宇都宮餃子せんべいでした。
ご馳走様!
で、この篠目駅でプチ解散です。
404さんとOhIkeさんは
これから来た道を戻って浜田市の山中にある
大平桜を見に行くそうだ。
404さんは広島なんで良いけど
OhIkeさんは深夜帰宅コースだぞ。
「行かない?」って言われたけど
真冬仕様の格好じゃないので
お断りしました。
では、暗い芸北の山中で遭難しないことを
願ってみんなでお見送り
気をつけてね~
熊も出るからね~~!!
んじゃ、僕らは帰りましょうか!
R9を市街地に向けて走ります。
桜咲く峠を下って
こうさんとmasaさんの給油を済ませて
山口ICを目指す
渋滞する小郡ICを避けて
山口ICから無事に高速へ
思ったほど車が多くない中国道を一気に走り抜けて
壇ノ浦PAまでノンストップで帰ってきたよ
手首に来たかもって思ったら
みんなバイクを降りて手をブラブラやっています(笑)
ちょっと休憩無しで走ったので疲れたけど
パーキングの植え込みにいた
ヒヨに癒されます。
そして
夕日に照らされる関門今日を見ながら
ここで解散!
プロデューサーのかおりんの挨拶で〆て
みんな各々のペースで帰りました。
同じ市内のこうさんが444kmってことなので
僕も同じくらい走ったツーリングでした。
SHIHOちゃんは988kmを走りきりゴール!(スゲー!)
残念な事に熊に遭遇しなかったOhIkeさんは
23時頃に無事にゴール!
みんな無事に帰って本日のホルンフェルスツーリングは終了!
また次なる妄想ツーリングを実現する
アシスタントディレクターは誰だ?