さぁ!ツーリングですが
いよいよこれが今年のラストRUNになるのか?
サボリングばかりしていた僕でも
流石に何かと忙しい12月に入って何時走れるか
判らなくなってきました。
貴重な晴れ間になんとかサボリングが出来たので
ラストになるかもしれない2009年の最後の
ツーリングへ行ってきます。
ソロなんで7時半頃に家を出たけど
家の周りは霜で真っ白! (すげ~、田舎なのがバレバレじゃん)
最寄の八幡ICから高速へ
日帰りですが
九州から出ます。
今日のツーリングは山口県の上関町
「うえかん?」
「じょうかん?」

地図をなんとなく眺めてると
以前、行った周防大島のすぐ隣に
ライダーなら誰しも行って見たくなるような出っ張りの
半島を発見!
「上関町」書いていますが
調べると「かみのせき」って読むらしい。
(響の豆知識講座 20円/読)
山口県の下関(しものせき)は知ってるけど
上関(かみのせき)ってあるんだね。
知らなかった
![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
そんな訳で只今本州の端っこを走っていますが
内陸へ入るにつれて霧が出てきました。
ただでさえ、朝の放射冷却で寒いのに
しっとりと濡れて寒くてたまらないので
途中のパーキングで休憩!
景色が真っ白
ホットなコーシーで体を温めます。
今日のツーリングはソロですが
相棒は何時ものこいつ ↓
ステファニー!
「今日も元気に張り付いて行こうぜ!」
コーシーブレイクの後は出発前の一服
真っ白な霧の前では
電子タバコの煙も何もわからんって!
再び走る出すと
美祢の町は雲海にすっぽり覆われていました
雲海から宇部興産の煙突だけが
ニョキニョキと出てて幻想的でしたが
寒くてたまりません。
しかし、山陽道へ入ると
霧も無くなり日差しがあるので
少し暖かくなったよ。
瀬戸内海を右手に見ながら
トンネルと幾つも抜けると
徳山東ICです。
ETC通勤割を利用して
下松市街地へ降りていきます。
ちょっとの間、市街地での走行ですが
途中にも瀬戸内海に飛び出た笠戸島があるので
寄り道してみた。

島へ通じる笠戸大橋を渡ると
大きな造船工場が見えてきた。

新笠戸ドックと言うらしく、
巨大なタンカーが出来上がろうとしています。
そして何気なくその先にあったリゾートホテルの方へ曲がると
何故かSLがっ!
D51型です。
この笠戸島が橋で繋がったのが
1970年(昭和45年)なので
島にSLが走っていたわけじゃなく
リゾートホテル(笠戸島ハイツ)の社長のコレクションか?
D51の車窓からは
ちょっとSLの情緒は感じ難い
違和感を感じる景色が広がってるよ
これって、ミスマッチだよねぇ?
そうだよねぇ?
でも、これだけはやらして下さい。
なんたって久し振りなんです!
ヤッターマン乗り!
(まんぞくしたかぁ~?)
しっかり一人遊びして
島の先っちょを目指します。
「何があるんだろう?」 o(^-^)o ワクワクッ
島の主要道路である県道174を進むと
綺麗な入り江が見えてきた。
まぁ、なんの変哲も無い入り江なんだけど
廃墟ハンターは走りながらでも
しっかり穴ポコを見つけたのであります。
ホラ ↓
あれってどう見ても波に削られて穴が開いてるんじゃなくて
人の手で掘った感じだよね?
回天か特殊特攻艇震洋とかのドックじゃない?
足場が悪そうなので調査はしませんが
スグ近くに回天の基地があった大津島があるので
意外と僕の推理は当たっていそうな気がします。
んで、この笠戸島の行き止まりまで
走りましたがこんな鳥居が立ってるだけでした。
とぉ~~っても静かな集落があって
本当の先っちょへは一山越える登山になりそうです。
周回する道があるような大きな島じゃないので
来た道を戻ります。
再び笠戸大橋を渡ってR188へ
しばらく広くて交通量の少ない国道を南下すると
光市へ入ってきました。
虹ヶ浜の松原を抜けて
室積にある普賢寺で休憩
立派な楼門だね。
海の安全を見守ってるようです。
暑くなったので
ここでインナーを脱いで再びR188を南下
梶取岬を越えて
南周防大橋を渡って瀬戸内海に突き出た
出っ張りへ向かう!
この半島と先っちょが
今回の目的地だ
出っ張りの南西側を走る
県道23号線で先っちょを目指しますが
とっても穏やかな海を見ながら走れて最高!
こんな素敵なバス停まであるぞ
釣りしながらバスを待てる
とっても羨ましいバス停です。(台風のときはコエーかも)
タブン、乗ってくる乗客はみんな名前を知ってるような
ローカルなバスなんだろうな。
そして上関町の室津で
ハキョリングをしちゃいます。
前回、紹介した四階楼です。
明治の出来たモダンな宿で
見事な鏝絵が随所に施されていている
木造4階建てで、今つくると違法建築で怒られる
近代化遺産です。
しばらく最上階で寝っ転がったりして
遊んで再びカワセミ号に跨って先っちょを目指すのだ。
激流のようになった海峡を跨ぐ
上関大橋を渡って長島の土を踏みます。
マイナーな目的地だけど
めちゃ、綺麗じゃないか!
引き続き県道23号線で最南端を目指すけど
道は思ったよりかなり走りやすいよ。
眼下に真っ青な海を見ながら走るって
気持ちいいよね。
クネクネ具合も
「バイクいらっさ~い!」って感じ?
でも、時々こんな風になります ↓
半分はこんな1.5車線ですが
車なんて来ないし明るくて走りやすい。
結構、高い場所を走ってるようで
木々が途切れた場所からは
瀬戸内海が一望できます。
エンジンを停めて
しばらくボォーーっとしてしまう風景だね。
ほとんど島の東側を見て走るのだけど
島の一番くびれた所からは
西側の叶島などが見えるよ。
島なんで海ばかりの写真になっちゃうけど
実際に走ってる僕は全然飽きない景色です。
島の道を更にすすむと
終点の「四代」の地名が道路案内出たので
そろそろ先っちょが近いようです。
綺麗な海を見ながら数キロ行くと
小さな漁村で終点でした。
まだ細い道が集落の奥に伸びていますが
実質的な上関の長島の先っちょに到着です。
この感覚は何処かで・・・・
どこだっけ?
あぁ、長崎県の平戸島の最西端に行った時の
感覚だ!
一緒だもん
漁港しかないです(笑)
でも、知らない街って
何処を走っててもワクワクするよね。
んじゃ、何も無いので引き返すゼ!
ブォーーーンと上関大橋付近まで戻り
魚村の路地裏探検も忘れません。
ネコを轢かないように
大橋を渡って帰りは東側を通る県道72号線で
本土を目指します。
また、この県道72号線が絶景ロードなんだよ。
民家も集落も少なくて
時々1.5車線になるのは変わらないけど
何度も走ってみたいと思う道でした。
宇積トンネルを抜けて
対岸の柳井の街並みが見え出したので
そろそろ出っ張りは終了かも
やがて民家が回りに建ち出して
少しずつ街へ入って行く。
対岸に柳井発電所が出てきたので
これで島&半島巡りは終了です。
結局島では開いてるのか閉まってるのか
判らないようなお店しかなかったので
今日のお昼ご飯はコンビニで簡単な
昼食を取って済ませてしまいます。
柳井市街地へ入って
柳井白壁の街並みへ
江戸時代の白壁に混じって
こんなのも有ったよ
町並み資料館になってるけど
「旧周防銀行本店跡」です。
バイクを適当な場所に停めて
白壁の町を散策 (停めてるの歩道じゃん! それって良いの?)
ちょっとだけ・・・散策
結構な奥行きがある町並みたいだ。
プラプラしてると
甘露ソフトなるものを発見!
普通は300円だけど
僕がいい人みたいだから200円にしてくれました。
(今週だけ200円って言ってたぞ)
香ばしい甘さでこれは美味しいかも。
また来て食べたいと思ったもん。
何で甘露?って思ったけど
この柳井の白壁の通りに甘露醤油の
醸造所があるみたいだね。
んじゃ、ココからは
帰路コースとして一気に内陸へ切り込んで行きます。
県道7号線で北上して
周東広域農道で熊毛を抜けて
県8を鹿野に向けて走ると
ツルに飛来地の看板があったので寄ってみた。
でも、いない!
イターー!って思ったらアオサギだし
まだ早いのか?
後で案内板を見ると
只今の鶴の飛来状況は「4羽」って書いてました。
少なっ!
まだ、本格的な渡りが始まってないようだ。
あっ、ツルはタンチョウじゃなくて地味なナベヅルらしいです。
(鹿児島の出水に来る奴と一緒ね)
鶴がいなかったので写真も無く、R434へ入り
寄り道予定だった飛龍八幡宮に到着
巨木に囲まれた静かな神社です。
本殿の屋根には・・・
イヤ~ン!
怖いので
あまり見つめないで下さい。
しっかり(お賽銭入れて)お参りして
境内の端っこの巨木にも挨拶します。
「大玉杉」
樹齢、推定1200年以上で
高さ36m 幹回り10,5mにもなる大杉でございます。
そんな巨木を僕と比べてください。
神社の名前通り、
飛龍が飛んできそうじゃありませんか。
久々の巨木ウォッチングで楽しんで
日が傾いたのと内陸に入って標高が上がったので
インナージャケットを着て鹿野ICを目指す。
あっ!そうだ!
鹿野ICって言えばすぐ近所にあれがあるやん。
インターの入口が見えたけど
その手前を右折して2キロほど走ると
ライオン岩だよ~ん! (ガォーー!)
あの看板の木枠の中から見ると
ライオンの顔が良く見えます。
ほ~ら ↓
ライオンだよね・・・?
あれ?
見えない?
これならどう? ↓

ほ~ら、
もう、ライオン以外には見えないでしょ?(笑)
(耳がネーゾ)
それでは鹿野ICからバビューーンと
帰らせていただきます。
もろ、西日を浴びながら
壇ノウラ~~!
適当なお昼だったので
ウニコロッケと牛肉コロッケのオヤツタイム
夕焼け色に染まる
関門橋を見ながら・・・
かみのせきツーリングは終了!
年内で、これが最後になるかどうかは判んないけど
来年もいっぱい走りますので宜しくお願いします。 (気が早いんじゃ?)
by マイナリスト 響
(恒例のエビちゃんを探せ!は今回は3匹です) ミツケレルモンナラミツケテミロ


