また走りたい病が発症して
マイナリストツーリング企画を組んでしまった・・・
でも、今回はちょっと何時もと違うのだ。
企画をする時はとりあえず自分が行きたい場所を決めて
皆が走って気持ちのいいルートや美味しいものを考えて
掲示板に企画を上げるのだけど
今回は一人でフェリーに乗るのが「イヤだ!」って
理由だけで組んだ企画でございます。
(早い話が生贄を募集したってことだ)
行き先は長崎県佐世保の沖合いに浮かぶ
黒島の天主堂だ!
なんたって島にはフェリーで渡るのだが
島が小さいので徒歩で行く
プチハイキング付きの豪華企画だ。
当然、ハキョリングのおまけもあるけどネ。
んな訳でAM7:00
∑・m= チュンチュン
九州自動車道くらてパーキング集合
ここではyosiさんがホーネット250で
おこりんぼ(お見送り)してくれました。
「はじめまして」の挨拶をしてると
めにまるさんが登場!
今日はヘンテコなメカを持ち込んでいます。
パンツのゴム(勝負パンツ用)に繋がれたステーの上には
同じカメラが2個・・・・
「それ、ど~すんの?」
「いや、3D写真に挑戦しようと思って・・・・」
なるほどね。
しかし、それ
使いこなすのめちゃくちゃ難しそうなんですケロ(汗)
でも、出来上がったら
みんなレポの前で寄り目だな。
ちゃつさんは遅れるそうなので置いていくとして
OhIkeさんもtonojiさんも来たので
しゅっぱ~つ!!
と、出発間際に広島から404さんがギリギリセーフで合流!
yosiさんは次の若宮ICで降りてしまったけど
また高速を使わないツーリングの時は
一緒に遊びましょうね。
基山Pまで走って
皆が集まる角っこに停まって挨拶します。
(↑ 404さんのバイク)
野宿すんの?
聞くとこの後、臼杵の方へ行って
灯篭祭りを見てどこかの田舎の駅で
寝るんだって。
でも、OhIkeさんがしきりに黒島行きを勧めてると
かなり心が揺らいでた感じ。(笑)
で、この基山Pではお初のwakaさん(FZ1)が
参加してくれたけどこの駐輪場で
ムムさん(TDM850)を捕獲して一緒に走ることになったよ。
wakaさん(右)は鉄騎馬のメンバーで
ムムさんはやはり同じバイクに乗ってる禄太郎さんのHPから
僕らを知ったらしくて今日走るのは偶然だけど
遠からず一緒に走る運命だったのかも。
と、色々話していると
僕がたまたまバイクを停めた前のバイクが
なんと、ともGさんでした。
やっぱりBMWの宮崎ミーティングに行くんだって。
車が多いので気をつけてネ~!
そろそろ出発しなきゃと思ったら
ちゃっつん登場!
間に合ったね~!!
「もう、朝から弁当作ってきたんよ~」
と、言うわけで無事にみんな揃ったので
8台でスタート!
鳥栖JCTまで404さんも一緒に走るよ。
で、臼杵に行くのかな?
それとも一緒に黒島?
か~なり悩んでたようだけど・・・・
高速道路はそんな本人の苦悩の選択を
あざ笑うかのように長崎方面と大分方面の分岐になった
バックミラーを見ながら
先導の僕は長崎方面へ・・・
プッ!!!
来たバイ(笑)
もう長崎道に入ったし
後戻りは出来ないので
一緒に遊ぶぞ~!!
長崎道に入ると
車も減って走りやすくなった。
佐賀平野を通過すると
バルーンフェスタの熱気球が大会後の練習で
プカプカ浮かんでいます。
(落ちればいいのに・・・)
大会本番は逃したので来年だな。
今日の佐賀平野は朝もやでモヤモヤです
天気予報では立冬なのに
夏日になるって言ってたので
天気が良い日の靄でしょう。
川登SAでトイレ休憩ついでに
インナージャケットを脱ぎます。
ほぼ、予定通りの時間に
東そのぎICを降りてR205を走る。
今日の行程では数少ない
一般道の走行です。
大村湾を見ながら
川棚町を通過します。
急な予定変更で燃料が危なかった404さんに合わせて
みんな給油して片島へ寄り道!
片島の静かな漁村を抜けて
公約通りにハキョリングするよ。
久しぶりに来た片島魚雷発射試験場跡です。
以前に詳しく?レポってるので
ここでは説明は省くけど
屋根の無い廃墟はやっぱり萌え萌えだ!
とりあえず発電所跡と勘違いしてたメンバーに
正しい知識を埋め込んで裏へ・・・
するとデッカイ井戸の上にアケビを発見!
食べたい!
流石に北九州では手が届く所には
みんな取っちゃうので無いのだ。
誰か取らないかな~って
つぶやいて見るとtonojiさんが挑戦してくれたよ。
僕の嫌いな藪をガサガサ入って
頼もしいぞ!
落ちたら底なしの井戸なので
気をつけて
よし!
真下まで行った。
後は揺らすか棒でつつくだけだ。
と、思った瞬間!
ズズッ!
ンガーー! (なってこったい!)
「危ない!」と叫びつつ
写真を撮る!
「こ、怖かった~」(tonojiさん)
いや、見てる方もドキッとしたよ。
(写真撮ってたクセに)
するとそんなアタフタ新喜劇を横目に
シレ~っと安全に取れるアケビを探してきた
OhIkeさんがアケビを見せびらかす。
しかも命がけで挑戦したtonojiさんの
アケビはちゃっかり404さんがGET!(背が高いとかなり有利だ)
それを何の苦労もしなかった僕が受け取る。
これが廃墟そっちのけでワーワー騒いで採った
アケビだ。
知らない人はサツマイモと間違えるカモ
熟すと真ん中からパカッと割れて
鳥などに突付かれるのだけど
これは割れる寸前って感じで良い熟れ具合だよ。
優しい僕はこれをもう半分にしてメンバーに分けてあげて
懐かしい味を堪能。(お前が取ったんじゃねーだろ)
ほんのり甘い果肉を口の中でほぐして
沢山ある種を機関銃のように出すのが
正しい食べ方です。
魚雷工場の井戸の前で
パクパクプッププップアケビを食べるマイナリスト・・・
アケビを喰って満足なんだけど
一応、ハキョリングなので廃墟も見とく。
魚雷発射場から監視所へ
wakaさんは高所恐怖症ですか?(笑)
監視所も見て廃墟で集合!
(wakaさんはちゃつさんのブログに「wka」って書いてたので「a」が無いのだ)
今日はこんな8人の生贄と遊んでいます。
ハキョリを終えてバイクに戻ります。
この片島の魚雷発射場の後は
穴ポコなんだけど
OhIkeさんが最近行ってるので
僕の記憶より頼りになるので先導してもらいます。
長畑町の交差点の先から
右折して穴ポコに到着
戦時中に小学生達だけで掘って作った
学校の「無窮洞」です。
ボランティアの方が入口にいて
説明がいるかどうか聞いてきたので
僕が2度目と言う自分勝手な理由で「要らない」と答えて入る(笑)
(ちゃんと僕がメンバーに説明をしました・・・・タブン)
終戦後は水を貯める貯水池になったようだけど
今はこうして見学できるようになっているのです。
本棚から明かり台まで
一刀彫で教壇などは芸術の域に達しっています。
学びたいと思う子供達の血と汗結晶の洞窟は
感動ものでございます。
なのでこの穴ポコのでの
集合写真は自然とこんな感じになります。
(全員学生の時は絶対こんなに手を上げていなかったと僕は思う)
穴ポコから出ると
ボランティアの方からみかんを貰います。
みんな一個ずつ貰ったけど
この方だけは・・・
タンクバックパンパンで何も入らんって言ってクセに!
しかも募金箱があったけど
誰も入れてない・・・・ミタイナ(汗)
罰当たりなマイナリストは穴ポコを後にして
佐世保市内を目指します。
ハウステンボスを横目で見ながら
バイパスを走ります。
佐世保大塔からR35へ
ちょっと国道が複雑に曲がってるので
先導はドキドキしますが
無事に佐世保市街地へ入っていきました。
市街地に入って
海沿いの県道11号からじゃないと
いまいち入り道がわからないので
適当に曲がってログキットへ到着! (間違いかけたけど)
今日の昼ごはんは佐世保バーガーだよ。
人気店なので並ぶかと思ったけど
まだ11時台なので僕達が一番でした。
注文するのはもちろん
スペシャルバーガー
相変わらず巨大です。
しかも激ウマです。
みんなデカイバーガーに喰らい付く!
生まれ変わってもハンバーガーだけには
なりたくないね。
口の周りをデロデロにしながら
完食!
ゴチソウサマ~!
店内がアッと言う間に満席になったので
お店を出ます。
この後は黒島に渡るフェリー乗り場である
相浦(あいのうら)港へ行くだけ。
時間に余裕があるので
造船所で産業スパイします。
デカ過ぎて船の何処の部分を作ってるのか
サッパリ・・・
ちゃっつんがモモヒキ?を脱ぎたいというので
コンビニを探して入るけど
かなり脱ぐのに苦戦してるようで
ちょうど良い食後の休憩になったよ。
疲れ果てた顔でちゃっつんが戻ってきたので
港へGO!
「相浦」の道路案内を見て
港へ向かうけど途中で案内が無くなるといった
不親切に泣いたけど無事、相浦港へ到着!
相浦発電所の煙突を目印に行けば
簡単だったようだ。
13:00発の黒島行きのフェリーに乗ります。
片道大人700円だけど
往復チケットを買えば割引もあるよ。
フェリーなのでバイクも詰めるけど
僕が行きたい黒島天主堂までは
歩いて行けるって電話で聞いたので
バイクは港に置いて人間だけが乗ります。
最近、ツーリング先で何かの
乗り物に乗るのが定番に成ってきた気がするな。
常連のおば様がギリギリに到着して
乗り込むのを待って出港します。
途中、高島に寄ってから
黒島です。
間違って降りないように!
小さな島なんだけど
意外と乗り降りする乗客が多いことにビックリします。
動き出した船から高島を見ると
一ヶ所に民家が集中して
そこ以外は大自然がそのままです
島の先っちょは
断崖絶壁です。
そんな風景を楽しみながら50分の船旅を
終えた8人は黒島に上陸!
さぁ~!!
徒歩だぞ「トホ」
手荷物を切符売り場に預けて
歩きます。
公共交通機関は無くて
バイクを置いてきたので
もう歩くしか方法は無いので元気を出して行くよ!
フェリーでおじさんから近道を教えてもらたった
島の神社。
鳥居が2個あるけど
右を行かないといけないらしい。
結構、急な階段でヒィーヒィー言いましたが
道路をショートカットできました。
後は黒島天主堂までこんな車道を歩く
ハイキングですが若干一名
登山と勘違いなさってる方がイラッサイます。
電話では20分と聞いたけど
30分かかるかも(汗)
でも、片道700円出してバイクを積んで来るほどでも
無い微妙な感じだ。
今日は夏日と聞いてたので軽装してた僕は
なんとかへばらずに峠を越えて天主堂に到着!
これが遥々海を渡って見に来たかった
黒島天主堂です。
マルマン神父の手により
明治35年に出来た煉瓦造りの美しい教会です。
弾圧を逃れて小さな黒島に移り住んだ隠れキリシタン達が
いたことから宣教師が島に渡り、
この天主堂が建てられました。
撮影禁止なので外から撮ります。
(それって良いのか?)
束ねた柱やこうもり天井が
凄いです。
大好きな鉄川与助氏が手がけた天主堂ではないけど
これは素晴らしいですよ。
無窮洞で募金を誰もしなかった
バチ当たりな私達を・・・
ゆるしたまえ~~!
(ボロ儲けも・・・)
シェンロンもキマって
向かいの斜面からもう一度天主堂を
塔の天辺がキャッスルしてます。
天主堂の跡は十字架の並ぶ
お墓を見て帰ります。
で、何故か今日はやたらとコイツがいます
カマキリに寄生するハリガネムシが
お尻を水につけたら出てくると聞いたので
怖いもの見たさで実験したかったけど水が無くて
願いは叶わずに峠を下る。
と、ここで水分補給するのだけど
水分補給した自販の前で・・・
何しよん?
「500円が落ちた!」(めにまるさん)
やさしいムムさんが溝蓋を上げてくれてますが
お金を落とすなんてまだ
懺悔が足らなかったのかもよ(笑)
登ってきた道をみんなでテクテク下って
同じように神社の道でクネクネの車道をショートカット!
良く見ると隣の鳥居から登ったところと
上で繋がってて、どっちでも良かったみたい。
祠も何かの伝説があるに違いないと思わせるような
祠で島の守り神なんだろうね。
へ~って感心しながら神社の階段を下りるんだけど
これがめちゃくちゃ急で超コエー!(汗)
つまずいたら下まで落ちます。
怖いので一段一段オコチャマ降りをして
無事に下まで下ると車道から高所恐怖症のwakaさんが
出てきた。
やっぱりあの急な階段は怖かったらしいけど
車道の方が絶対遠いはずだけど
もしかして「走った?」
僕なら走っても息切れを我慢しながら
「ほら変わらないじゃん!」って言います。
で、やっぱり走ったらしい!(爆)
やっぱり同世代のすることは一緒だ!
港に着くと15:30発のフェリーに
丁度良い余裕を残して間に合いました。
復路のチケットを渡して
フェリーへ乗り込みますが
予想通りに帰りはみんな爆睡をかますメンバーたちなのだ。
僕も中継の高島までしっかり寝てたけど
いっぱい乗ってきたので外に出て
404さんとしゃべって過ごす。
しばらくすると九十九島の島が
ちらほら見え出した。
船の前方を見ると相浦港が見えた!
数時間しか経ってないのに
懐かしく思えるよ。
大人しくライダーの帰りを待っていた
バイクにみんな跨って佐世保から脱出!
渋滞しているR204からR498へ
チェンジします。
日が傾いた国道から
柚木に入ってジェラートタイムです。
何箇所か帰りの寄り道の候補が上がったけど
紅一点のちゃっつんの「ジェラートが良い」の一言で
生月島ツーリングの帰りに寄ったジェラート屋に寄ります。
とっても美味しいジェラートなんだけど
これから寒くなるんだよね(汗)
しかも、ツーリングの行程に大きな間違いがあったことに
頭をジェラートで冷やした途端に気付いた。
行程の時間計算に帰りの船の時間を足すのを
忘れていたのだ。
アララ・・・
道理でまだ高速に乗ってないのに
暗いと思ったよ(笑)
と、言うわけでちょっと気合を入れて走ります。
久しぶりに車を抜きまくりです。
佐世保三河内ICから高速に乗って
金立SAまで一気に走ってリカバリーしました。
ここで404さんは大分方面へ
九州縦断を敢行するのでお別れです。
野宿、気をつけてネ!
また廃墟談義をしながら遊びましょう。
そして、車が多くて一緒につるむのは難しいので
残った僕達もここで解散です。
各自フリー走行ということにして
「今日は、お疲れ様でした!」
最後まで気をつけて走りましょうね。
じぁ、まったね~~!
と、先に出たけど
九州道に入った直後にみんなから抜かれましたケロ・・・
それでもバラバラに帰ってるけど
なんとなくつるんで一緒になって帰る寂しがり屋なマイナリストの
黒島ツーリングは終了!
また、風になるとき会いましょう。
by マイナリスト 響
(今回のエビちゃんを探せは4匹です)


